第２７話 自分を偽っている人。 ページ29
貴女side
「…どうして、トド松さんは作り笑いばっかりするんですか？」
そう問いかけるとトド松さんは一瞬驚き、いつもの表情になった
トド「どうしてそう思うの？」
と、聞くトド松さんはどこか寂しげな瞳をしている
「……ただ、無理に笑っているように見えるので」
トド「…………キミには関係ないことだよ」
そう言うトド松さんの声はいつもよりトーンが低くて
少しこわかった
「…………でも…」
そう呼びかけるもトド松さんはスタスタと廊下を歩きはじめる
「…ま、待ってください！」
トド松さんの背中に追い付こうとするも距離が全然縮まらない
「…ト、トド松さんっ！…ちょっ、…待ってください！」
懸命に手を伸ばしてやっとトド松さんの袖を掴む
「…どうして逃げるんですか」
トド「…………」
トド松さんは前を向いていてこちらからは表情が見えない
「………どうして何も話してくれないんですか…………」
そう問いかけるとトド松さんはゆっくりこちらを振り向く
トド「…だから、キミには関係ないって言ってるだろ！」
誰もいない廊下にトド松さんの声が響く
トド松さんの聞いたこともない大声に私の肩がビクッと震える
「…っ」
トド松さんは私の手を振り払って特捜の中へと入った
こういう時に
ああ、
私は
信頼されてないんだなってしみじみ思った
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ロア - 今まで読んできた中でだんとつ良い作品でした。これからも、頑張ってください！ (2019年4月2日 3時) (
レス) id: 875ef6c9fe (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 続編んんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん！？← お待ちしております!!!!!!← (2017年2月12日 15時) (レス) id: 081e785d07 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - ……っ……ぁ………ぅ……！！！！！！← 訳 感涙し過ぎて声がでません (2017年2月12日 12時) (レス) id: 081e785d07 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 夢主テライケメェェェェエェェェン!!!!!!← (2017年2月11日 21時) (レス) id: 081e785d07 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - じゅ、じゅうしま〜つ…がんばれーーーーーー！！！！！！← (2017年2月11日 15時) (レス) id: 081e785d07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：結月 | 作成日時：2017年1月18日 18時
