善逸の妹は、継子でした？！

17話 ページ20

Aside

お館様に継子になる報告を終え、今は蝶屋敷に向かってます


宇髄「前から思ってたがよ、お前ヤベェ奴だよな。」

『そんなことないと思いますけど、なんでですか？』

宇髄「そりゃ、隊士になりたてとは思えねぇことばっかするからよ」

『そんなことないですよ』

宇髄「いや、ありまくりだろ。自分で呼吸編み出したり、最終選抜の討伐数がとんでもなかったり、、」

『どれもこれも、ちゃんと説明したじゃないですか』

宇髄「そりゃされたけど、んな、はいそうですかなんて納得できるもんじゃねよ」

『それこそ、私に言われても困りますよ、、、』

私自身、討伐数がどうのこうのってのは初めて聞いたし、呼吸は、かいちゃんに相談したら、一緒に考えてくれて漸く完成したやつだし、、

そんなにすごいかな？

宇髄「そんなにすごいか？みたいな顔してんじゃねぇよ」

『なんでわかったんですか？！』

宇髄「がっつり顔に出てんだよ」

そう言って、宇髄さんは私にデコピンをした。

うぅ、結構痛い、、、

宇髄「まぁ、あそこにいる奴は雑魚ばっかりだかんな、これから俺様と一緒に任務に行くとなれば十二鬼月に遭遇することもあるだろ、そん時に生き残れるか否かが重要だな」

『十二鬼月、、、』

宇髄「十二鬼月つうのはな、鬼の始祖である鬼舞辻無惨の直属の配下のことだ。上弦と下弦陸匹ずついて、下弦は片目、上弦は両眼に数字が刻まれている。上に行くほど鬼舞辻の血が濃いから、その分強いってわけだな」

『なるほど、、、』

宇髄「ちなみに、柱になる条件の一つに十二鬼月を倒すという条件がある」

『じゃあ、宇髄さんも十二鬼月を少なくとも一体は倒してるってことですね』

宇髄「ああ、今の柱は全員倒してると思うぞ。あと、柱になる条件として階級が甲であることも必要だな。」

階級は任務をこなしていく上で自然と上がっていくと思うから、あまり問題はない。やっぱり、十二鬼月に会えるか会えないかは運だよな、、、

十二鬼月の話からいつの間にか、柱になる条件の話になってましたが、そんな話をしてるうちに蝶屋敷につきました！

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