優しさは、時に棘になる (ページ7)

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“わぁ！めちゃくちゃ可愛い！“

阿部さん考案スイーツはあっという間に人気商品になった

ある人がこのスイーツの写真を上げて人気状態に、

なんかその人怖そうな人だったんけどスイーツを見るとめちゃくちゃ笑顔だったな

〈いやぁ、今日も忙しかったな〉

「阿部さんのスイーツのおかげですよ～」

〈いやAさんがおすすめしてくれたからだよ〉

〈あとこれ〉

阿部さんから渡されたのはさっきのスイーツ

「いいんですか？」

〈それ失敗したから食べていいよ〉

確かに、熊の顔歪んでる、、

〈下手って思ったでしょ？〉

「いや、歪んでるとは思いましたけどそこまでは！阿部さん不器用ですけどやっぱりすごいなって」

〈、、、〉

「あ、阿部さん？」

急に黙り込んで下を向く阿部さん

「あ、もしかして疲れすぎて体調悪いですか？」

それでも返答がない

「阿部さん、、っ！」

阿部さんが私の腕を引っ張って抱き締められる

「阿部さん、、？疲れてます、？」

〈疲れてないよ〉

「じゃあどうしてこんな、」

〈好きなんだ、Aさんのこと〉

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