シロクロ～もう1人いると～ (ページ5)

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■PANDA？！ページ5

「お兄ちゃーーん」

「はーい、お待たせ。メイクありがとう～、じゃあ菜名これに着替えて。」

と、手渡されたのはやけにシロワントーンで統一された洋服達。

頭のなかに "？"を浮かべながらも衣装部屋に言って着替えてくる。

「おぉ、似合う。じゃあ、川田さんもっと」

そう言いながらお兄ちゃんが川田レンさんのコートを脱がせる。

気を失っているから自分で着替えられないもんね、

と思ったけど

「ストｯｯープ、お兄ちゃんなにしてんの？川田レンさんの服脱がせるつもり？」

「あぁ、着替えないとだろ？」

いやいや、

天然かよ、お兄ちゃん

「ダメダメ、はい、私が着替えさせるからお兄ちゃんあっち行って」

「あ、はい。」

私は川田レンさんを着替えさせる。

スタイルがいい

って何考えてんだよ私。

川田レンさんを着替えさせ手見てびっくり、私とペアルックみたいになってる！

「お兄ちゃんー」

「はい、じゃあこのウィッグ付けて、あ、菜名はこのグレーのエクステ」

ほぉぉ

パチン

「付けたよ」

川田レンさんは、グレーのショートのウィッグをかぶせられている。

「よし、あとはこの仮面と耳を付けてっと、ほら、菜名も」

はいはい、

って、

「いやいやパンダじゃん？！」

「そうさ、今日から2人にはパンダになってもらうんだ」

えぇ？