第181話 ページ35
纏神呪を使い、加布羅をみた美玖。
「久し振りだな、加布羅!まあ、てめぇはワシのことなんざ覚えちゃいねえだろうが」
「うんっ、しら〜〜〜〜ん!!」
美玖に向かって攻撃を仕掛け始める加布羅。次々と攻撃を仕掛けながら、彼女自身が増えていく。その内の一人に攻撃を加えた加布羅だが、それは偽物であり、美久の偽物から綿が出てきた。
ズバッ!!
ふわん
「なんっ......もこもこ?もこもこまんじゅう!?」
「この術は見た目だけじゃねえ、細かい動作・癖・呪力の量・性質も全て同じ、どれだけ感知能力に長けた者であろうとワシを見抜くのは難しい」
ガッ!!
「ほげっ!!!!」
美玖の援護をするために距離を開けて弓で攻撃する陰陽師達。美玖の分身達は、加布羅を囲み雷を喰らわす。
ピシッ、パリッ。
___シャァァン!!!!
「加布羅、てめぇには何が一番効くんだ。炎か?電撃か?それとも氷漬けか?死の遊戯っ最後まで付き合ってもらうぜっっ!!!!!」
ギャォォオオオオオ!!!!!!
「(お膳立てはしてやったぞ)いけ、桜っ.....」
ズガガガガッ!!!!!!
自身を囮にして、桜に加布羅を攻撃させるために美玖は攻撃していた。
「″六合″って十二天将は歴代六合の力を借りて戦うことが出来る。パワーアップの段階は六つ───────だが六つの段階全て発動しねぇとその状態にはなれねぇんだよ、超手間、超回りくどい」
バッ!!
「六華合獄・纒神呪!!!!」
他の陰陽師がそれぞれ加布羅と桜を囲うように四つの柱をだし、闘技場のようなものを造り出した。
「
ドドドドッドドドドッ!!!!
「はいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいいいいっ!!!!」
目にも止まらぬ早さで連続攻撃を仕掛ける桜。
加布羅に反撃の暇もあたえない。
蹉だ家秘伝の特殊結界、玄結闘場。
纒神呪発動中に限りこの結界内であれば超・超・超高速攻撃が可能となるもの。
「(″肉弾戦″ならば白虎も朱雀もはるかに凌ぐっ超強力っ超無双!!)桜っ.....やれ!!」
美玖は特殊結界の中で戦う桜に激を飛ばす。
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れい(プロフ) - コメント失礼します。オリフラが立ったままになっているので、フラグ解除をお願いします。 (2021年8月19日 16時) (レス) id: d1cecbd3a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夏菜沙 | 作成日時:2021年8月9日 23時