◇記憶を失くす彼女は何を思う？ ページ34
偽者の立凪タクトとするためにここまできた先導アイチだったが、奴はファイトを受けずに立凪コーリンを先導の前へ。″
蒼龍レオンから聞かされたのはウルトラレアの事実。
彼女達、特にコーリンは何も知らない自身の記憶を消さないために先導とファイトしている。先導達とのヴァンガード部の記憶を忘れないようにするためにだ。
「(記憶.....、それは彼女も取り戻したいと思うものなんだろうか.....)」
聞いたことはない。
半身だからといって、すべて知っている訳ではない。
彼女は自身の忘れた記憶をどう思っているのだろう。
「先導の中から.....新導の気配がする.....」
「それはそうです。彼女が先導アイチの″
「それは....先導ではなく、新導の方が危険だろう」
「！」
「ええ。下手をしたら、彼女の精神と記憶が虚無の力に呑み込まれるのですから。.....この身体から消えるでしょう」
それほどまでに危険な行為を先導アイチのためにやっているのだ。好きな人のためにやっているのだ。
「先導には勝ってもらわなければ困るっ.....！」
「ヨゾラ.....」
私の大切な半身が、大切な存在が、自分の存在をかけているの。
「僕は守りたい友達がいる。コーリンさん。貴女もその一人だ！」
「！」
「だから、貴方を救ってみせるっ！(.....僕はコーリンさんを....)」
「(私はアイチを....)」
「「(失いたくないっ！！！)」」
どちらの強さも思いもひけをとらない。
だけれど、勝負はつくもの。
シールドが足りず、コーリンは先導の攻撃を受け、ダメージが六枚目へ。先導に敗けたのだ。
──────────
一方、カサネの方では....。
『なんか、私の異世界冒険物語が始まろうとしてるの？これ』
倒しても倒しても現れる赤色のモンスター。ドラゴンとか、スライムとか、牛とかその他諸々がカサネに襲いかかる。
剣と魔法で対抗して次々に倒していく。
『.....倒せば、アイチのリバース化をおさえられるのはわかってるんだよね！』
ザッ！！
『頑張れ！アイチ！！私ももうすぐレベル50になるよ！』
シリアスが
◇援軍、彼女が照らした先導者→←◇私は生まれた意志、もう一つは彼方へ
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夏菜沙(プロフ) - コメント返すのが遅くなってしまってごめんなさい！ありがとうございます！頑張ります (6月14日 1時) (
レス) id: 6b5f9c4200 (このIDを非表示/違反報告)
みっちゃん(プロフ) - アニメヴァンガードとヴァンガードGシリーズ全部観てました！このお話を毎回楽しみにして読んでます！繋がるお話とかテンション上がりますww楽しみに待っています！！！！ (2023年4月5日 14時) (レス) @page41 id: f960c5b46d (このIDを非表示/違反報告)
夏菜沙(プロフ) - ありがとうございます！ヴァンガードGへとつながる話を今考え中です。楽しみに待っていてもらえると嬉しいです！ (2022年10月9日 22時) (レス) id: 6b5f9c4200 (このIDを非表示/違反報告)
桜華舞姫(プロフ) - ヴァンガードからヴァンガードGに繋がる話なんて……面白いに決まってるじゃないですかーーーーーーーー！！！！私の好みにど直球です！！続き気になります！更新頑張ってください！！ (2022年10月9日 10時) (レス) @page37 id: af831a4a46 (このIDを非表示/違反報告)
夏菜沙(プロフ) - コメントありがとうございます！！応援してもらえるなんてありがたいです！！ (2022年3月17日 2時) (レス) id: 6b5f9c4200 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏菜沙 | 作成日時：2022年2月11日 0時
