◇私のVFグローブ ページ12
アイチ達が帰った後。三和に頼んでファイトすることになった。
『よろしくね、三和』
「ああ。このファイト心配しかねぇよ」
三和の言葉に井崎が頷く。
多分大丈夫だと思うんだけど....。
デッキをセットして、グローブをはめる。
色はアイスブルー。
グローブっていろんな種類があるんだね。
「じゃあ、始めるぞ」
『うん』
サークルにある一枚を声と共にひっくり返す。
「『スタンドアップ！』」
『ザ』
「『ヴァンガードッ！！』」
──────────
『ライド！』
『ゲット、クリティカル。効果は全部.....』
──────────
『限界を超える力！リミットブレイクっ！』
右手には手札。
目の前には私が考えた私だけの仲間達。
小さい時から一緒だった″ジェネシス″の仲間達。
『(皆とファイトできるの.....、やっぱり楽しいよっ！)』
──────────
noside
「俺の敗けだな」
モーションフィギュアシステムが終了し、彼らのイメージが終わった。
三和VSカサネ。
勝者はカサネだった。
皆の視線は三和の反対側にいる少女に。
『ひ、久しぶりにファイトできたっ！』
「「「「！？」」」」
「......お前、大丈夫なのか？」
今までのカサネならこの時点で気を失い倒れていた。
だが、今回のファイトでは倒れず意識もある。
話せているし、どこにも異常がないように思える。
『うん。大丈夫だよ。.....というか、限界を超える力.....リミットブレイク......すごいね』
「お前こそ、それ新しいデッキだろ？」
頷くカサネ。彼女はアイチ達がファイトをする姿を見て、できなくてもデッキの調整を欠かさず行っているのだ。ジェネシスであることは変わらないが。
『皆、進化してるのに私だけ変化なしってのは嫌だったからね』
デッキを片付けながら話すカサネ。
ふと、近くで見ている櫂に視線を移す。
『ファイト....する？』
「ああ....！」
『だよね、そうこなくっちゃ！』
デッキを準備し直し、再び起動するモーションフィギュアシステム。
「『スタンドアップ！ザ....ヴァンガード！』」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 18人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夏菜沙(プロフ) - コメント返すのが遅くなってしまってごめんなさい！ありがとうございます！頑張ります (6月14日 1時) (
レス) id: 6b5f9c4200 (このIDを非表示/違反報告)
みっちゃん(プロフ) - アニメヴァンガードとヴァンガードGシリーズ全部観てました！このお話を毎回楽しみにして読んでます！繋がるお話とかテンション上がりますww楽しみに待っています！！！！ (2023年4月5日 14時) (レス) @page41 id: f960c5b46d (このIDを非表示/違反報告)
夏菜沙(プロフ) - ありがとうございます！ヴァンガードGへとつながる話を今考え中です。楽しみに待っていてもらえると嬉しいです！ (2022年10月9日 22時) (レス) id: 6b5f9c4200 (このIDを非表示/違反報告)
桜華舞姫(プロフ) - ヴァンガードからヴァンガードGに繋がる話なんて……面白いに決まってるじゃないですかーーーーーーーー！！！！私の好みにど直球です！！続き気になります！更新頑張ってください！！ (2022年10月9日 10時) (レス) @page37 id: af831a4a46 (このIDを非表示/違反報告)
夏菜沙(プロフ) - コメントありがとうございます！！応援してもらえるなんてありがたいです！！ (2022年3月17日 2時) (レス) id: 6b5f9c4200 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夏菜沙 | 作成日時：2022年2月11日 0時
