検索窓
今日:33 hit、昨日:10 hit、合計:20,230 hit

◇バレーと恋は似た者同士? ページ17

美園湖羽side



千歳+音駒、梟谷メンバーに恋の感情を教わっている私。
皆の話を聞いていると思った事がある。

ワクワクしたり。
嬉しくなったり、ドキドキしたり。
目でおったり、心配になったり。
ドキッとしたり、胸の辺りがモヤッとチクッとしたり......。


それって、



「『バレーじゃんっ!!』」

「「「「........はぁ!?(何言ってんだ/るんだろう、この二人.....)」」」」



大体当てはまるじゃん、バレーに!



「そっかぁー!俺、バレーに恋してたのかー!!」

『なるほどー!』

「いや、まあ、ある意味二人にはバレーに恋してるとも言えるけど....」

「聞いてきた本人と単細胞の思考が斜め上に行きやがったぞ」

「はぁ......」

「.....こういうところ.....似てるよね、二人とも」



千歳達が何か言ってるけど、恋=バレーという構図ができてしまったのだ。しょうがないだろう!千歳の話は尽八に思ってること。クロと赤葦は一般的なやつだと思う。



「でもさ、湖羽が言ってる恋とバレーの恋は違うだろう?」

「「「!」」」

「!(木兎さんが、理解している!?)」

「バレーもワクワクするし、ドキドキする。上手くいかないとモヤモヤもするし、自分のスパイクに自信がもてなくなって、心配になったりもする」



木兎の言葉に頷く。
バレーは私にワクワクもドキドキもくれる。



「でも、恋は違う。そのドキドキもワクワクも少し違う意味だろう」

『.....そうだね』

「......難しく考えなくていいんじゃねーの?」

『!』

「単純に湖羽が好きって思った時に考える奴、純粋に好きだなあって思う奴が湖羽の好きな奴なんじゃないのか?」

『好きだなと思う人.....』



木兎が真面目なこと言ってる。なぜか、途中から違う意味での恋の話になってきていた。千歳から木兎の真っ直ぐな言葉。



「私も木兎のいう通りだと思うよ。恋って、理屈じゃないし、本人の気持ちが大切」

『.....そっか』



恋って、難しくて、大変で、でも簡単なことなのかも知れないなあ.....。


 









 











 





 

『あれ、でも結局....』

「『バレーじゃんっ!!』」

「「「「........」」」」

「アホか」

「はぁ......」

「木兎さん.....」

「湖羽.....」



 

◇楽しい一時は課題の時間→←◇ドキドキの感情



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (18 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
68人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:夏菜沙 | 作成日時:2022年11月28日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。