◇ニンジャマスターM �� ページ40
新導カサネside
急遽、私が司会の進行を少ししたりな始まりだった、カードキャピタルショップ大会。
ものすごく緊張しているアイチを心配しながら、ファイトを見ているとファイト途中に緊張が解かれ、いつも通りのファイトをしていた。
井崎VSアイチは、アイチの勝利となった。
そして、Bブロックの勝者は.....、
「ま、負けた....」
「ん？」
「朝の星占いで13位だったせいだあああ！！今日もついてねえぜ！！」
星占いのせいにしているが、森川が負けたのはミサキの実力とデッキのせいである。
ていうか、13位ってビリじゃん。
「Bブロックは勝者、戸倉ミサキさん！！」
「ふぅ......」
『お疲れ様、ミサキ！緊張してたねー』
「！.....まあ」
胸に手をあてて、息を整えてるミサキの隣にきた私。緊張してないように見えて、緊張してたからねミサキ。アイチみたいに、目に見えるような行動はしないけど。
続いてのCブロック一回戦の試合では、カムイが勝った。
Dブロックである櫂も一回戦を突破した。
「おっ、アイチ！」
「え？」
「見てみろよ！面白いファイトやってるぞ」
「これでそれがしの勝ちでござる」
「に、忍者！？」
忍者の格好をしたファイターがファイトしているところに驚いたアイチ。
あ、あの人。
こどもの時から知ってる人だ。
『(アイチの中学の........後江の先生なんだよね....)』
早速、私は心の中で正体をバラした。
大丈夫。
誰にも知られてないからね！内心で思ったし。
皆は知らないと思うけど。
いや、まだバレてないということなのかな？
『(昔はよくファイトしてもらったなあ)』
「やべぇ.....かっこよすぎるぜ！！」
........森川が、ニンジャマスターMに惚れちゃった。
「変わった参加者もいるんだな」
「ああ。あの人.......半年に一度ショップ大会の時にだけ現れる名物なんだ」
「え？」
『普段から店に来てくれてるのかも知れないけどあの格好だとわかんないんだよね(私は知ってるけど)』
私と櫂に三和、アイチ達中学生も学校の授業時間にバリバリあってるけどね.....。
「じゃあ、正体不明何ですか？」
「当たり前だろ！忍者が正体バラしてどうするんだよ！！」
「そ、そうだね.....！」
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作者名：夏菜沙 | 作成日時：2023年6月22日 22時
