【ヴァンガード】緑の瞳は欠片を探す (ページ35)

今日:12 hit、昨日:25 hit、合計:3,147 hit

◇参加枠はどちらの手に？　Ⅱ ページ35

『アイチ、おめでとう！申し込み用紙受け取るね』

「お願いします！」

放課後。
カードキャピタルに向かった私達は、櫂の参加申込みをしに行ったのだった。

そして、そのまま私は、アルバイト。
櫂が参加を申請したことにより、ショップ大会は残り一枠。
アイチもギリギリで、参加を申し込もうとしたら株ってしまい、参加枠をかけてアイチが年上ファイターとファイトした。

『″騎士王アルフレッド″、いつの間に持ってたの？』

この間まで、持ってなかったよね？

「もらったんです」

『もらった？』

参加枠を勝ち取ったのは、アイチ。
新しいグレード3のカードを使い、ファイトしていた。
″騎士王アルフレッド″はロイヤルパラディンの戦士達の王だ。

それのカードをどこでゲットしたのか聞くと、謎のお店でヴァンガードファイトしたら、もらったと。

一体、どういうお店のなんだろうか？

『そのお店ってどんな感じのところだったの？』

「ショッピングモールの中にあって、不思議な感じのするお店でした」

「確か、″PSY″って店だったな」

″PSY″？

聞いたことないお店だ。
いや、私もそんなに多くのショップに行ったことないから、わかんないけど。

驚きなのが、そのお店にいたのが″ウルトラレア″という子達三人だったとのこと。森川のテンションがバカ上がりだったことに若干ひいたが、それより彼女達がお店をしていることの方が驚きだ。

「で、そこにウルトラレアって子達が店をやってたってこと？」

「ああ」

『アイチはそのお店で、その人達にグレード3のカードをもらったの？』

「はい」

普通、そんなホイホイグレード3ってもらうモノじゃないよね？
それにカードキャピタルみたいにカードが置いている感じじゃなくて、一枚一枚カードが置いてある？いや、展示されているようだったと。

カッコいい.....！
スッゴく、カッコいいね！

そのお店！

「また会いたいぜぇぇぇっ！！！俺の天使にっ！！」

『テンション高いね』

「ファンみたいのになっちゃったみたいでなあ....」

「はぁ.....うるさい....」

『うるさいのは、いつもの事じゃない？』

「あはは.....、カサネさん......」

森川は、そのウルトラレアの一人の子に恋のような、ファンのような一目惚れをしたらしい。

ガチの方だね、これ。

　