◇女神の使徒と友達のため �� ページ4
ディアンヌもバンも皆動けない中で一人だけ動けたあなたが、二人の命を救った。ヘンドリクセンへの勝利のチャンスを作り出した。
バンの言う通り、今回の勝利はホークのお陰です。
ホークがいなかったら、この勝利は掴めなかったのですから。
ですから戻ってきてください。
バンには劣りますが、料理の腕だって団長よりはありますから、ご飯だって頼まれれば作ります。
『(動く事なんてないのに......)』
失われた命は、元には戻らない。
エリザベスの力でも無理であるのに。
わかっているのに........、
「その言葉忘れんな」
『え？』
「！？」
「「「「「！！？」」」」」
ﾎﾞｯ.....ｼｭｳｳｳｳｳｳｩ......
「プコッ」
どこからか、私達の言葉に反応するような声が聞こえてきた。驚いて黒く動くようすもなかったホークを見れば、段々と形が崩れていき、砂のように風に運ばれていった。
「ホーク......ちゃん？」
『ホーク......？』
「お前、生きてるのか？」
「うん.....そーみたい」
中から手のひらサイズぐらいになったホークが、出てきた。
声は高くなってるが、フォルム(小さくなってるが)も同じで間違いなくホークだった。
「わーーーーーい！！」
「わーーーーっ！！」
「師匠、最高うそみてぇ〜〜〜〜♪」
「ち......小さくなってる？」
『怪我させないように気をつけてくださいね！？』
生きていたホークを中に投げ飛ばしたバンに向かって「落ちてきたところはちゃんとキャッチしてくださいね？」と念を押しておく。
『はぁ.....でも良かったですよ〜』
「サイズ感は違うがな。......ったく、無茶するブタ野郎だぜ」
グッ！
『(それは貴方も同じことでしょ？)』
ホークに向かって、グッとサインをし合う団長に溜め息をつきたくなった(実際溜め息をついた)。
どっちもどっちでしょう。
そんな団長をエリザベスがいきなり抱き締めた。
抱き締められた団長の体の傷が、あっという間になくなり元の姿に戻っていた。
「エリザベス」
「メリオダス様もです。もう.....いつも無茶ばかりするんだから」
心配なのに団長は無茶をするから。
それをわかっている彼女。
団長が無事で良かったときっとほっとして涙を流すエリザベス。そんな彼女を団長は、自身の方へと引き寄せて抱き締めた。
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夏菜沙(プロフ) - ありがとうございます！頑張ります！ (8月19日 15時) (
レス) id: 6b5f9c4200 (このIDを非表示/違反報告)
サナ - 神作見つけたんだが…… 滅茶応援してます！頑張ってくださいo(*≧∀≦)ﾉセシリアちゃん可愛いですね！更新お疲れ様ですヽ(･∀･)ﾉ楽しみにしてます！o(*ﾟ∀ﾟ*)o (6月26日 21時) (レス) @page12 id: 8678ad65e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏菜沙 | 作成日時：2023年4月26日 19時
