◇挑発 ページ31
翌日。
最初のセット、烏野は音駒と。
リエーフがいて、研磨から聞いたゴールデンウィークとはまた違う音駒に勝てない。
「やっぱり、日向の速攻になれてきてるね....」
『そりゃあ、追いかけていればなれる。目が体がなれ初めるよ』
リエーフが日向の速攻についていき、ドシャットする。それが何回も繰り返され、日向には精神的にきつくなってきているはず。ネットの向こう側に打ったと思ったら、そのボールは自分の後ろ、見方のコートに落ちているのだから。
コートに落ちる度、得点は相手側。
取り返さなきゃと焦り、日向にちょっとずつストレスがたまってきて、ズレが生じる事になる。それでも試合は続き、日向と東峰の接触。日向が無意識に東峰のエースへのトスを奪おうとして、ぶつかったのだろう。
ピリピリした雰囲気の中、試合は音駒の勝利。
「あの子、化けそうね」
「そうですね！けど、あの子もですけど、あの目付きの悪い方のセッターも化けますよ？」
「才能ピカイチ、技術もセンスも持ってる。勿論、日向君の方も十分に持ってる」
「.....まあ、オレンジ髪の子の方は基本がまだまだだけど」
「そこはこれから伸びるんじゃないかな？」
スクイズ片手に休憩タイム。
森然のブロッコリーヘアー(小鹿野)のいるところを21対25と先にマッチポイントをとって倒し....、
「美園！聞こえてんゾッッ！！！」
『(ヤバッ!!)ブロッコリー！！ペナルティへゴー！！』
「誰がブロッコリーだっ！！次は勝つからなっ！！」
『望むところだ！！！』
とブロッコリーに聞こえていたらしい。
宣戦布告を受けながらも、休憩中なので休む。
それで、日向達を見ていたのだ。
「美園さんって、意外とケンカ売ってますよね」
『え、売ってないよ？』
「赤葦君のいう通りだね」
『え！？(千歳さん同意ですか？？)』
いつの間にか試合を終えてた赤葦と木兎。
「売ってる、売ってる。今、さっきブロッコリーって挑発してたじゃない」
「『いや、クロ(黒尾君)が一番挑発してるって／よ』」
「確かに」
「変な頭だしな！」
「木兎てめぇ....！お前も人のこと言えねぇからなっ！！！」
「何だと！？」
「「『どっちもどっち／だよ／です』」」
二人とも人のこと言えない個性的な髪型してるじゃんか。
色はシンプルだけどさ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 96人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夏菜沙(プロフ) - できるだけそうなるようにする予定です！楽しみにしていただけると嬉しいです！！ (2022年11月17日 1時) (
レス) id: 6b5f9c4200 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 前と同じような展開にはなりますか？ 誰とは言いませんがあの2人のカップルが好きだったんです！そして僕とのアドバイス的なのも好きなんです！ (2022年11月16日 19時) (レス) id: ff96477080 (このIDを非表示/違反報告)
夏菜沙(プロフ) - 最初から新しい話をいれています。リメイクは間違えて付けてしまいました！気づかせてもらいありがとうございます！ (2022年11月16日 17時) (レス) id: 6b5f9c4200 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - どこからリメイクしました？ (2022年11月16日 9時) (レス) id: ff96477080 (このIDを非表示/違反報告)
夏菜沙(プロフ) - ありがとうございます！更新できるようにがんばります！！ (2022年9月1日 21時) (レス) id: 6b5f9c4200 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夏菜沙 | 作成日時：2022年5月1日 14時
