◇リバウンド ページ49
『赤葦っ!』
「湖羽さんっ!」
キュッ。
______ドガッ!!
赤葦からきたトスを打つ。まだ甘いブロックのところを狙わせてもらい、スパイクを決める。
「相変わらず、カッケェなぁ、おい.....!」
『甘くなったんじゃない?クロ』
「ムカッ)お口も達者になったようで....!!」
「湖羽、前より威力上がってんなぁ!!」
『ありがと。赤葦、ナイストス!』
「ありがとうございます....!でも、すみません。もう少し、高いトスですよね?」
『うん。もう少し高いのでお願い』
「わかりました」
いいトスだけど、もう少し高い打点で打てる。
もっと跳べた。
「(まだ、高い打点で打てるのか....!?)スッゲェですっ!!湖羽さんっ!」
『ありがとう、日向....!君も跳べるよ』
「はいっ!!」
サーブから再びスタート。何回かのラリー(私と千歳が入っているために中々止まらない)でアニメと同じ日向の顔面レシーブ。痛そう....。
「赤葦カバー!!」
「!すみません.....!!少し低いっ!!」
いつもより、低めのトス。木兎に上がったトスを木兎がわざとブロックの手に当て、リバウンド。
『(よし!上手くレシーブできた!)もう一回!』
「ナイスレシーブ!いいトス、寄越せよ赤葦ーー!!」
私が綺麗にレシーブをして、ボールを赤葦の方へ。
余裕のできた少しの時間の中、赤葦がトスをあげる。
ギュギュギュギュ、
________ドガッ!!!
ストーレートが綺麗に決まる。
「きったぁあっ!!!ヘイヘイヘーイ!!」
『カッケェな、木兎』
本当にカッコいいよね。
「い、今の!わざとですかっ!?ブロックの手に軽く当てたの!?」
「おう!リバウンドだ!」
「!リバウンド!?かっけえ!!!!」
「おっそうか?!そうか?!」
日向の言葉に嬉しそうに木兎。
「チビちゃんは天然おだて上手だな」
「だね」
「体勢が不充分とかで、今打ったら絶対にブロックに捕まる!って時はわざとブロックにボールを当てて、跳ね返ってきたところで、もう一回攻め直すんだ」
「おおっ!!」
「.....まあ、失敗して、叩き落とされることもよくあるけどな」
「木兎さん、よくありますよ」
『よくあるね』
「赤葦、湖羽!今は″そんなことない″って言うところ!!」
96人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夏菜沙(プロフ) - できるだけそうなるようにする予定です!楽しみにしていただけると嬉しいです!! (2022年11月17日 1時) (レス) id: 6b5f9c4200 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 前と同じような展開にはなりますか? 誰とは言いませんがあの2人のカップルが好きだったんです!そして僕とのアドバイス的なのも好きなんです! (2022年11月16日 19時) (レス) id: ff96477080 (このIDを非表示/違反報告)
夏菜沙(プロフ) - 最初から新しい話をいれています。リメイクは間違えて付けてしまいました!気づかせてもらいありがとうございます! (2022年11月16日 17時) (レス) id: 6b5f9c4200 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - どこからリメイクしました? (2022年11月16日 9時) (レス) id: ff96477080 (このIDを非表示/違反報告)
夏菜沙(プロフ) - ありがとうございます!更新できるようにがんばります!! (2022年9月1日 21時) (レス) id: 6b5f9c4200 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:夏菜沙 | 作成日時:2022年5月1日 14時