◇皆で買い物、荷物持ち ページ6
「そういえば、二人はなんで東京に？神奈川じゃなかったっけ？」
『春休みでお祖父ちゃんの家に帰ってきたんだよ』
夏休みまで来れないからねぇ。
「湖羽ちゃんのおじいちゃんって、音駒の猫又監督だヨネ」
「そそ、うちの監督の孫ね」
「なんで黒尾君が自慢気？」
「さあ？」
向かいながら、今度は私達がここに来た理由を話した。クロが自慢気な理由はわからないが、わからないがなんかイラッときた。話しているうちにスポーツ店についた。お店の前辺りに見覚えのある女子が立っていて、私達を見つけるとかけよって来てくれた。
「あ、雪絵！....と湖羽、千歳！？」
「こんにちは、かおりちゃん」
『久しぶりーかおり』
手を振りながら、近づいてきてくれたかおり。
かおりとは現地集合だったらしいく、スポーツ用品店の前が集合場所。
「どうして二人がいるの？それに音駒の黒尾が？」
「いろいろあってね」
『私達もスポーツ店に用事があってね。一緒に来ることにしたの』
雪絵と同じく梟谷学園高校男子バレー部のマネージャー、雀田かおり。彼女にも雪絵と同じようなことをさらっと話した。
「なるほど、二人とも春休みなんだ」
『そうなんだよ』
「って言っても、すぐにバレー三昧の日常に戻るけどね」
春休みでも練習。学年上がっても練習。バレーばかりの日々になるが、それは強くなるため。楽しいし、自分が上手くなる事が分かるから嬉しいのだ。
「次のIHに向けて、今から練習に力を入れるからね」
そう言うとクロと雪絵達がうんうんと首を縦にふった。音駒も梟谷も春休みは練習三昧らしい。
夏の遠征で、うちのしおりんは平気で男子バレー部と試合をさせる。余裕で張り合ってたので(負けるなんて悔しいので全力でバレーをする)、負けたり、勝ったりと五分五分でペナルティを受けていた。ご飯の時や就寝時に女子同士ということで部屋が一緒になったマネージャー達と仲良くなった。同じ学年って言うのもある。遠征中にマネージャーの仕事で助けてもらってるし、とても感謝している。うちのマネージャーである菊乃とも楽しそうにしてたし。
『研磨、決まった？』
「うん。.....これにしようと....思う」
私は研磨と二人でシューズを選びに。クロは雪絵達に荷物持ちをやらされている。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 87人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夏菜沙(プロフ) - コメントありがとうございます！嬉しいです！ (2022年10月1日 0時) (
レス) id: 6b5f9c4200 (このIDを非表示/違反報告)
奈々ミン - この作品一番好きなのでこれからも、頑張ってください！ (2022年3月19日 16時) (レス) @page42 id: d49fa68ddd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夏菜沙 | 作成日時：2022年3月10日 11時
