◇夏の練習の一幕 ページ33
美園湖羽side
千歳のイケメン発言を聞きいた日から数日。
今日も夏の大会に向け全力で練習。夕の特訓をしたりと忙しく、親一年生を加えたチームでチームプレーを考えたりと中々大変だ。皆性格がベリーグッド!いい子達ばかりだし、バレーも上手い。
千鳥山中いい人材集まりすぎじゃね?と思ったり、楽しい学校生活を過ごしている。
「湖羽さん!おはようございます!」
『おっはよ〜、希穂。早いねぇ』
「今日日直なので!」
『なるほど』
「おはよ〜、湖羽、希穂ちゃん」
「『おはよう(ございます)!』」
希穂と二人登校していれば、後ろから声をかけられて、お馴染み千歳サンが登校してきた。三人で並んで学校を目指す。私が早めに登校しているのは、朝少しサーブ練習をしようと思って。千歳もそうみたいで約束してなかったけど、結局一緒に練習といういつもの流れ。
「今年で最後....だね」
『うん。来年は高校生.....、それで原作まで後三年ちょっと
....』
「......きっと、あっという間だろうね」
『あっという間でしょーね』
だから、磨かないと、極めないと。
練習していかないと、きっともっとバレーをしたくなる.....。
「今年は誰とエンカウントするかな?」
『そうだね、誰と出会うんだろうね』
「!(否定しないッ!?)」
──────────
夏の暑さを感じるのは、体育館と外。
教室は冷房がきいていて、ギンギンに冷えている。お腹壊しちゃうんじゃないかと思っちゃうぐらいにきいている冷房。暑すぎで出るのが嫌だなぁと思いながらも、バレーの練習をするために廊下に出る。
「湖羽ー、部活行こう」
『おうよ!』
通学鞄と部活の道具を入れた鞄を持って千歳と共に更衣室へ。練習着に着替えて、タオルと水筒、靴を上履きから履き替えて体育館に向かう。
『あっついっスねー』
「そおっスね〜」
「『こんにちはー!』」と別に声を揃えてないけど、同じタイミングと挨拶をして入る。
「今日、先生会議で遅くなるって言ってました」
「わかった、ありがとう」
じゃあ、しばらく先生来ないなぁ。
暑さにうだうだなる前に練習を始めよう。
ムシムシと蝉が鳴き始めた夏の始め。
『あ〜つ〜い〜ぞぉぉ....』
バレーは勝てたりするけど、暑さには勝てない今日この頃。
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夏菜沙(プロフ) - 教えてくださりありがとうございます!直させていただきました。 (2022年4月12日 10時) (レス) id: 6b5f9c4200 (このIDを非表示/違反報告)
綴(プロフ) - フォーカーフェイス…ポーカーフェイス?? (2022年3月21日 12時) (レス) @page15 id: cfde1fd93c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夏菜沙 | 作成日時:2021年8月25日 19時