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◇幼馴染とバレーボールへの憧れ ページ3

美園湖羽side



 
「.....湖羽、だいじょぶ?」

『え、うん...!だいじょぶだよ!しんぱいしてくれてありがとう、きよこ!』



隣で心配そうに私を見ている可愛い女の子に笑顔で大丈夫だと伝える。私がそう言えば、彼女は「良かった!」とほっと安心してくれた。



「よかった!じゃあ、またあしたね」

『うん!またあした〜!』



手を振って家に入っていく女の子。
彼女の名前は清水潔子。

わかる人にはわかるだろう。


そう!″ハイキュー″に出てきた美人マネージャーだ。
名が体を表す彼女がいると言うことはつまりだ.....、この世界はハイキューの世界と言うこと。これは最近はやりの転生トリップというやつだろう。



『マジか.....』



とりあえず状況を整理しよう。

まず、ここは私のいた世界じゃなくてハイキューの世界。
潔子がいる時点で絶対そうだろう。

そして、私はその潔子の幼馴染み。
原作ではいたかどうかはわからないが私はそういう立ち位置に転生したのだ。



モブなのか!?
まあ、どっちでもいいけどね?

嬉しいのは変わらないから!






──────────






家に帰って、ダッシュで洗面台。鏡を見たら、そこには前世の私の面影は全くない贔屓目なしの美少女がいた。

うわっ、すごっ.....!!

黒髪ショートの藤色の目。
見たことのない、美少女である(二回目)。



『(二次元すごっ....)』



思わずペタペタと顔を触った。
髪の毛もトントンと触り、毛先をくるっとしてみたり、再確認だが、夢じゃないね....と一度鏡から消えてみたりと色々としてみた。



『(なるほど、なるほど....)』



ここはハイキューの世界。

つまり、バレー。
高校のバレーが熱い!

テレビや漫画から見えていた世界がこの世界での現実。
あのかっこよさも、すごさも生で観れるなんて.....!!!



『やるっきゃっ.....ないっ!!!』



私もバレーをやるっ!!!
推しに会いたいっ!!


そうと決まったら早速お母さんにバレーボール買ってもらわないとだ!



『おかあさああああああああんっっっっ!!!私、バレーしたいよおおおおおおおおおおっっっ!!!!』



叫びながら家のリビングにいるはずのお母さんの事に幼女ダッシュで向かったのだった。「大声出さないで!」っと怒られたのはその後。すみませんでしたッッ!!!



 

◇私とバレーボールのスタート→←◇前世の記憶と転生した私



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夏菜沙(プロフ) - 教えてくださりありがとうございます!直させていただきました。 (2022年4月12日 10時) (レス) id: 6b5f9c4200 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - フォーカーフェイス…ポーカーフェイス?? (2022年3月21日 12時) (レス) @page15 id: cfde1fd93c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夏菜沙 | 作成日時:2021年8月25日 19時

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