排球部エースは転生少女《６》 (ページ14)

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◇女子マネのレベルの高さページ14

彼女よりも身長の高い選手達が、見てれば仁花ちゃんが何やら黒い焦げすぎた肉を食べようとして、慌てて止めに入る。確実に東峰達の顔が怖くて、恐縮してるんだろうなぁ。私も.....うん、怖いかも.....。絵図がヤバかった.....。

『ちょ、ストップストップ仁花ちゃん！！』

「湖羽ざ～ん゛.....！」

『一緒に取りに行こう。それは焦げすぎて美味しくないからさ』

「は、はいっ！」

涙目の仁花ちゃんを救出に成功して、人が少なくてお肉やお野菜がまだまだあり、箱根学園の女子がいるお肉焼きコーナーに連れていって、美味しく焼けたお肉をお皿にのせた。美味しいですっ！と本当に嬉しそうに食べる仁花ちゃんに先輩箱学メンバーがお肉や野菜をあげてた。妹感覚だろう。「仁花ちゃん、さっきまでマネージャーの仕事してて食べてないでしょ？いっぱい食べてね！」と先輩風をビュンビュンふかせている。

「湖羽さん、おにぎりどうぞっ！」

『うわあ～！ありがとー、仁花ちゃん(微笑』

「シャチ！！」

『(シャチ？)』

おにぎりののったお皿を仁花ちゃんが持ってきてくれて、お礼を言って受け取れば、敬礼されて頭に？を浮かべた。その時、私の後ろに威嚇している夕、龍と山本がいたなんて知らなかった。

「我が梟谷グループのマネちゃんズはレベルが高いが、烏野が加わってそれがさらに上がったと思うがどうだろう」

「異論ありません」

なんか、潔子達を見ながらうちのグループのマネージャーちゃん達を誉めてるブロッコリーを見た。お皿いっぱいに美味しそうにお肉や野菜を食べる雪絵。さっき、おにぎりを何個もペロッと食べてたの見たけど、まだ食べれるなんてすごいなぁ。見てるお腹好くぐらい幸せそうに食べてる。

マネージャー達が皆、レベル高いのは前から知ってる。言っちゃうと前世から周知の事実だ。それに菊乃と愛子ちゃんが加わっているから更にレベルが高い。すごいよね.....、箱学って顔面偏差値高いよね....。良いやつしかいないし。

「湖羽、お茶あるよ？」

『ん！もらう』

かおりからお茶の入った紙コップをもらい、近くにあった机にお肉の乗ったお皿をおいて、飲ませてもらう。うん、美味しい。

もーちょい、もらおっかなぁ～とお皿とコップを持って、クロの所に取りに行った。

　