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貴「しん、すけっ」
貴「晋助っ」
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貴「晋君ッ…」
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貴「晋君ッ…!!!」
もうすっかり視界は歪んでいる。
だけど、そんな中でもハッキリと見える人が居た。
その人の名前を呼べば、ゴチャゴチャの頭の中が軽くなる。
高「ッA」
そして、呼ばれれ失いかけていた理性を呼び戻し、捨てるように神威を離してAの元に駆け寄ってくる。
額には汗が滲み、まるで腫れ物に触れるよにAを抱きしめた。
貴「・・・っありがと」
貴「来てくれて」
貴「晋君ッ」
貴「ありがとうッ」
それを最後に、Aは高杉の腕の中で気を失った。
その光景を見ていた神威には、2人がとても遠い存在に思えて力なく座り込む。
高「・・・金輪際、」
高「Aに近づくな」
冷たい言葉にも反論出来るはずもなく、抜け殻のように2人が部屋を出るのを見ていた。
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作者名:み子 | 作成日時:2016年7月26日 20時