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#60 ページ20

山田「……じゃあ廊下に居るから」

慧「、まいっか。」





そして山田くんはリビングから廊下への扉を開け出て行った。

でも、これじゃ私と慧の会話の声。聞こえちゃうよね?…

そう言おうと思い

「ねぇ、け」





声を出した時




「、!」

慧は自分の口で私の口を塞いだ。

実質それは、キスだった。









慧「いいの。
聞かせてるの。

ねぇ、聞きたい?山田が言おうとしてた女の子の事」







伊野尾くんは下を最初向いていた。しかし、私に尋ねる時は前を少し向いた。

「聞く、、知りたい、。」

慧「先に言っとくけど、Aが思ってるほどいい話にはならないよ。」







私の返事にかぶせるように慧が言う。






慧「それでも、、ちゃんと俺と居てくれる?」




泣きそうな慧に言われたら





「居る……」




こう答えるしか無かった。






きっと、

慧はクズなんだろう。



きっと、

それを読み取った私もクズなんだろう。








でも、思ってたより私への傷はデカい酷い話だった。









慧「早苗だよ。」







んえ、?


は?






慧「知ってるだろ?A、友達だったもんな」

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設定タグ:Hey!Say!JUMP , 伊野尾慧 , 八乙女光   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ユウキイハ | 作成日時:2019年2月8日 22時

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