今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:6,432 hit
小｜中｜大
#55 ページ15
全部光くんには言っておこう。
一瞬そう思った自分も居た。
しかし、中島くんが言っていた“慧と昔仲が良かった子”という可能性も信じていた。
過去の子？なのかも知れないが親友にされるよりは全然よかった。
でもそしたら何故早苗は嘘をついた？
光「……言って？なんでも。
俺。言ってくんなきゃ分かんない。ごめん。」
嘘つけ…。私がそもそもその件について悩んでいる事が分かった事自体。
言わなくても分かってんじゃん。私の事。
辞めてよ…。
光「前にさ。
俺泣かせないって言ったじゃん。」
「……うん。」
結局はっきりとは返事出来ずなかったことにしてた件だ。
光「それさ。
俺じゃ駄目だよ…。
伊野ちゃんがやっぱ1番分かってる。
この前話してそう思った。」
話した……？何を話したのだろう。
ピコン♪
そう思った時、中島くんから連絡が来た。
きっと、さっきの事だろうとスマホを見ると案の定あの慧の女の子の事で……
『ごめん(^^;;
探しても無かった…wどうしてもって言うなら伊野ちゃんに聞いてみて？
仲直りしてるのはこの前山から聞いた。』
とのことだった。
慧……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 50人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ユウキイハ | 作成日時：2019年2月8日 22時
