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#34 ページ34





山「おはようA!」
知「……おはよ。七瀬さん。」
光「あ、A担当になったんだ。スク革」





そう。今日からスクール革命の担当になった。
理由としては車の運転が必要ないから。


ただ、大体この後山田くんの映画の撮影や光くんの舞台、知念くんのドラマ撮影。

予定がギッシリ詰まっているためここで時間を狂わせると全てが狂う。







「おはようございます。」





知「そういや、七瀬さん。
伊野ちゃんの専属辞めたんだってね?上の人から聞いたけど……」


「まあ。」







え?マジ!?と喜ぶ山田くんと光くん。

それに比べて真剣な顔で、知念くんは、

知「……その程度のものだったんだね。」







そう毒を吐く。

その言葉はとても心に突き刺さった。
実際そうだったんだ。


もっと、夢に描いていた恋愛って違くて。
だから、辛くなってしまう。




あれから慧とは一切連絡を取ってはいない。
というか、連絡先を私から消してしまった。



そんな寂しい生活が続いて約1週間。

いつまでも、いつまでも。
私達は戻らない。戻れない。
もうきっと遅すぎた。






スタッフ「あ、準備お願いしまーす。」





もう始まる収録に楽屋を出てスタジオに向かう3人…
と、思ったら其の内1人はよく見たら高地君で。







光「本当に良かったの?まだ好きなんじゃないの。」

後ろにまだ光くんが居た。


私は後ろを向かずに、そんなことないです。と答え、楽屋を出て他のマネージャーさんに電話をする。






すると光くんも楽屋を出てスタジオに向かう。






なんてね。
マネージャーさんに電話なんて本当はしてない。

ただ、ただ、図星をつかれたから逃げたかっただけ。





光くんから私が見えなくなるとスマホを持ってる手を耳元から下に下げる。
肘を伸ばすように。

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設定タグ:Hey!Say!JUMP , 伊野尾慧 , 八乙女光   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ユウキイハ | 作成日時:2019年1月13日 23時

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