最高のご褒美を ページ28
ライブは大盛況で終了した。あんずちゃん曰く、グッズが大量に売れてしてしまい、買えなかった人が続出したそうだ。
更なるグッズ等のお金を、生徒会に支給してもらわないといけない。と言うことを話し、あんずちゃんを、お迎えの車まで送っていった。
ス「さくせんせー！」
A「ゴフッ！！」
170�僂魃曚靴討い觚縮鮹忙匚盥酸犬�突進して抱きついてくる威力は凄まじい。
北「こら。明星。先生に何やってんだ！」
A「おおー。助かった……って！」
もう一人加勢してきた。限界に近づいてるよ……！
真「僕もー！」
真緒「俺もー！」
ライブのハイテンションのまんまで、どんどん突進してくる。
A「どうしたの？」
ス「せんせー。ありがとう。見捨てないでいてくれて。」
北「俺たちは、とても良い先生に教えを請うことができて。」
真「幸せ者だよね！」
真緒「まだまだなんで、これからもよろしくお願いします！」
思わず笑いが込み上げてくる。
A「……こちらこそありがとうね。さぁ、俺からのご褒美をあげよう。おいで。」
連れてきたのは、俺がよく在学中にサボりに使っていた、校舎の少し奥に入ったところ。
ス「わあ……！」
そこは、街灯一つと大木の桜しか無い。
ここで、昼寝をしたり、授業をサボっていたりした。
持ってきていた、シートを敷く。
四人がそれぞれ座ると、大きなトートバックから、お茶、炭酸飲料、フルーツジュースなどを取り出した。
紙コップなどを用意し、最後にお弁当を出す。
蓋を開けた瞬間、四人から歓声が上がる。
その弁当は、三段弁当にしている。
下から一段目は、しそ、おかか、ツナマヨなどの具を海苔で巻いたおにぎりや、肉巻きおにぎり、俵巻きなど。
二段目は、和食のおかずを用意した。筍の煮物、出汁巻卵、漬物などなど。
三段目は、洋風のおかずにした。マリネ、ミニカップグラタン、唐揚げ、サラダ。
食べ盛りの男の子たちが喜ぶおかずを用意したつもり……
ス「わーい！！ハムが星型ー！」
北「この漬物美味しい……」
真「疲れた体に染み渡る……」
真緒「また兄さん、料理の腕あげた？」
ご飯を食べながら、幻想的な夜桜を眺めて、自分の作ったおにぎり一口食べる。
このおにぎり、昔、よく作ったことを思い出し、噛みしめるように咀嚼する。
A「この桜のように、儚く散るようなアイドルにはならないでね……」
そう祈り、四人のキラキラとした顔を見つめた。
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味付けのり(プロフ) - 凛月LOVEさん» わわ！！ありがとうございます！めっちゃ嬉しいです！頑張って更新します！！ (2020年1月5日 22時) (
レス) id: e8088cc444 (このIDを非表示/違反報告)
凛月LOVE - 面白いかったでござる!続き待ってるぞい! (2020年1月5日 18時) (レス) id: 64fc749647 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：味付けのり | 作成日時：2019年3月16日 19時
