恋柱の継子は恋をする。

玖. ページ10

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『では、行ってまいります！』



蜜璃｢Aちゃんなら大丈夫よ！美味しいご飯沢山作って待ってるわね！｣



『必ず帰ってきます』






とうとう出発の時が来た。


帰ってきますとかめっちゃ張り切って言ったけど、

実際は今すぐ布団の中に戻りたいくらい怖い。





今から私が向かうとこは、"藤襲山" というとこだ。

そこは鬼を生け捕りにしている所だ。




最終選別の合格条件はその山で7日間生き延びること。

ただそれだけ。



でも簡単なことではない。
そこで命を落とすものが大半だと、師範から聞いた。



実際。私もそこで死ぬかもしれない。





私は鍛錬を沢山してきたっちゃしてきたが、実は本物の鬼に会ったことがない。





そんなこんなに考えているうちに、
とうとう藤襲山についてしまった。






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この時のAちゃんの格好のイメージです！

http://uranai.nosv.org/uploader/common/b/0/b/b0b4c30ef0f06cb86448246c3288f71b.png

(カナヲちゃんと色被りな気がしてちょっと変えました！)


チャイナ服のような羽織を見に付け出したのは最終選別が終わってからですが、中国のファッションに憧れてるのは蜜璃ちゃんと出会う前からです！

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