恋柱の継子は恋をする。

拾弐. ページ13

。






｢お帰りなさいませ。｣

｢おめでとうございます。ご無事で何よりです。｣




七日前にあった双子の子だ。



生き残ったのは、


最初に見た派手髪の男の子。

不死川さんに似てるちょっと怖い男の子。

蝶と戯れている可愛らしい女の子。

赤髪で耳に耳飾りをつけている男の子。


それと私だけだった。






あんなにいたのに。

ここまで減ってしまうんだ。





すると二人の子が何か説明を色々してくれて、

鎹鴉という伝達用の鴉が一人一人に着くようになっているらしい。


あ、師範にもいたな。





すると、ギャアッと声がしたのでその方向を見ると

怖めの男の子が鴉と喧嘩していた。()



？｢どうでもいいんだよ鴉なんてｯ!!!｣



すると、二人の子供のうち白い髪の毛の方の子の髪に掴みかかった


『ちょっ』



それはひどいよ





？｢刀だよ刀ｯ！！ 今すぐ刀をよこせｯ

鬼殺隊の刀。"色変わりの刀"！！！｣





その場は赤髪の子が何とかおさめてくれて、

一件落着？でもない気がするけど、一息は着いた。



私は痛かったね、と言いながらその子の髪の毛を整え口から出ていた血を拭いてあげた。




まったく。

子供に手を出すなんて頭どうかしてる。






。
でも玄弥かわいいですよね。

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