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出会い ページ3








日本に着き、大きい荷物は先に運んでもらっていたため、


小ぶりの鞄1つでイギリスから日本へきた





色々回りたかったが、こちらに着いたのは19時頃。



今から回っても勿体ないと思った愛麗はタクシーを拾い、直ぐに工藤邸へと向かった。














子供の頃ぶりに来た工藤邸。



子供の頃にも感じたこの家の迫力は、今も変わらず感じられる。






『大っきいなぁ、』






インターフォンを押そうと思ったが、






『あ、そういえば誰も居ないんだっけ?』






有希子さんも優作さんも海外にいて、

新一君も事件で家を空けているらしい






『おじゃましまーす』





中に入ると、何か違和感を感じた。





だいぶ家を空けている割には埃がなく、

机の上には今日の新聞、

キッチンを見れば洗った食器が食器カゴに入ったまま、

お風呂を見ればぬるま湯がはってある。





誰かいる。





直感で感じた。





でも誰が?




取り敢えずソファに座り、考える。





工藤夫妻は今アメリカにいると2日前に母に聞いたし、


新一君って可能性もあるけど、おそらくそれは無い。はず。








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作者名:もうもう | 作成日時:2021年8月8日 22時

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