私の近所は雄英高校 (ページ9)

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個性ＪＫ💝 ページ9

こんにちは。
今日から私はＪＫデビューしたよ。
髪の毛をとかして、アイロンで内巻きにする。
鏡で髪の最終チェックをして、軽くメイクをした。
カラーリップで仕上げをすませると、制服のスカートのしわを直す。
リビングからパパの声が上がった。
アイー！パン焼けたよー
はーい
部屋から出て、リビングに向かう。
パンの焼けた美味しそうな匂いに、口角を上げると、私はダイニングチェアに座った。
いただきます。
パンは美味しかった。

いってきます
いってらー！
にっこりと笑みを浮かべてパパは私に手を振った。
私は手を振り返してから、家を出た。

家から徒歩5分。走れば3分程度。
私の家の近所に、雄英高校という高校がある。

私は今日から、雄英高校ヒーロー科のＪＫとしてデビューした。

高校の門を通り、すぐに声をかけられた。
あの……。一年生、ですよね？
……はい。
垂れ目が特徴的な、色白で背の小さい女の子。
恐らく自分と同じ一年生なのだろう。
私の答えを聞いて、安心したように一息つくと、はにかんで私の名前は永井三花といいます！個性は、永井三花は一息置くと、