元妖怪の主は許嫁 （ネタ帳9） ページ24
(京都編？)
何十の妖怪を引き連れて歩く男を私は後ろで見ていた
最初初めて会った時、あの子はか弱い人間で私も魑魅魍魎の主だからか護らなくてはならないと思った
いずれ祖父や父の様に魑魅魍魎の主になるとは思っていたのだけど、ここまで大きくなるなんて思わなかった
あの子にここまで心を惑わされ、動かさせられ、魅せられるなんて思いもしなかった
私がただの『女』になるなんて…
「……大きくなったねリクオ」
「何、愛おしそうに微笑んでるの？これから決戦ってところなのに…」
「決戦だからこそ、だよお雪ちゃん」
私は手に持っていた鉄扇を広げ口を覆った
多分これから私は要らなくなるだろう
あの子を守る後ろ盾はもう要らない、あの子はもう一人で歩いていける
この戦いが終わったら総大将と父様に進言してみようか
あの子は私なんかより彼女の方が相応しい
私は彼の後ろを歩む彼女を思い出し小さく笑った
「さて！『約束』を守りに行こうかな！」
「着いてきてくれるよね？私の
「「「御意に！！」」」
私の声にお雪ちゃんを始めとした暇な奴らの小さな軍団が声を上げる
私はもう行ってしまった百鬼夜行の後ろを歩いていった
–––––今思えばあれは大人気無かったなぁ
『もーう！頭きたっ！！この『
『大人気無いわよ総大将ー(棒読み)』
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マリコ - 名探偵コナン&セーラームーンアニメは天王はるかさんの弟設定とはるかさんに恋をしてそれから歩美ちゃんより幼い中学生ヒロインを幼児化とセーラー戦士に変身してそして志保ちゃんとヒロインと新一君の正体もセーラー戦士の皆に秘密を守って貰うお話を見せてください。 (2019年1月17日 23時) (
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作者名：永遠 | 作成日時：2019年1月14日 23時
