宝石好きの魔女 （ネタ帳8） ページ20
(冒頭)
人と人ならずモノがいる世界があった
魔術や魔法と呼ばれるものを使って、その世界のモノ達は生活していた
ある一定の実力を持つ者を下から魔術使い、魔法使い…若しくは魔女、魔導士、大魔導士とランク付けされる
とある国にある一年中吹雪き、氷点下の気温が当たり前な山は、そこに住むモンスターと呼ばれるモノの練度の高さに魔導士でさえ立ち入る事を戸惑うほど魔境だった
そんな魔境の頂上に女がいた
白く輝く鱗はまるでダイヤモンドの様に美しいドラゴンを侍らせ、女はパステルブルーに輝く石を薄っすらと雲の隙間から見える太陽に翳し見つめていた
「不純物無し、形良し、色白も綺麗…冷たいのは此処の気候かな？それとも…」
女は眩しいものを見る様に目を細めたが、直ぐいつもの表情に戻り、石を持ち帰るべく背負っていたリュックサックを下ろした
リュックから黒の『スーツケース』を取り出し鍵を開けると、そこには彩取りの石が収納してあった
女は空いているスペースに持っていた石を収納し、スーツケースを取り出した直後、女の足元が崩れた
一瞬の事で動揺してしまった女はそのまま奥深く落ちていく
ドラゴンも追い掛けるには小さ過ぎる穴に入る事が出来なかった
「(この山、中は空洞だったんだなぁ〜)」
女は落ちてどんどん加速していくのに呑気に下らない事を考えていた
そして光が見え、出口だと察した女は落ちる衝撃に耐えるべく身体を丸め、受け身の姿勢を取る
だがボスッンと何かの上に勢いよく落ち、思った以上に衝撃が少なかった事に疑問を持った女は目を開け、下を見ると白い袋が積み重ねて置いており、臭いからゴミ袋の上に落ちたのだと気付いた
そして女の持つ自慢の視力で見えた看板は見覚えのない文字
「異世界ってあり？」
女は目を見開きながら呟いた
ここから始まるは、異世界からやって来た女の物語
実力で言えば大魔導士に匹敵するが権力に興味が無い魔女、セシリア
宝石と美味しいものしか興味がない魔女が人に興味を持つ物語である
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マリコ - 名探偵コナン&セーラームーンアニメは天王はるかさんの弟設定とはるかさんに恋をしてそれから歩美ちゃんより幼い中学生ヒロインを幼児化とセーラー戦士に変身してそして志保ちゃんとヒロインと新一君の正体もセーラー戦士の皆に秘密を守って貰うお話を見せてください。 (2019年1月17日 23時) (
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作者名：永遠 | 作成日時：2019年1月14日 23時
