2話 ページ2
鳥は太陽と共に村へ夜明けを伝えた
貴｢母さんおはよう！ねえはやくいこ！｣
リ｢おはよう(ﾆｺｯ 朝ごはんを食べてからよA、2人とも何食べたい？｣
貴｢パン！｣
ル｢パン！｣
リ｢わかった(ﾆｺｯ｣
ド｢おはよう｣
貴＆ル＆リサ｢おはよう！｣
リ｢今日はAと街まで買い物に行くから、ルフィのことお願いしていい？｣
ド｢わかった、今日はこの島の近くに天竜人を乗せた世界政府の船が通るらしい。ここに上陸するかもしれん、気をつけろ｣
リ｢大丈夫、私は元海兵よ。ルールはわかってるわ｣
貴｢天竜人ってだれ？｣
リ｢この世界を作った王様の子孫よ｣
貴｢ふーん｣
リ｢じゃあルフィのことよろしくね｣
貴｢いってきます！｣
ド｢ああ、いってらっしゃい｣
ル｢だ！｣
貴｢母さんみて海が綺麗、今度一緒に泳ぎにいこうよ｣
リ｢いいわよ、でも母さん泳げないの｣
貴｢どうして？｣
リ｢母さんは悪魔の実の能力者なのよ｣
貴｢そういえばそーだった、母さん能力を全然見せてくれないから忘れちゃう｣
リ｢悪魔の実の能力者は海に嫌われちゃうの｣
貴｢じゃあ一生泳げないのね｣
リ｢そうよ｣
貴｢楽しくないね｣
リ｢そうね(ﾆｺｯ｣
貴｢あ、街が見えてきた！｣
街はにぎわい、人々の顔は明るかった
リ｢父さんになにをプレゼントしたい？｣
貴｢うーん、指輪とかどう？｣
リ｢いい案ね！さっそくお店に行きましょ｣
貴｢父さんは赤が似合うと思うの｣
リ｢母さんもそう思うわ｣
貴｢この指輪はどう？｣
リ｢素敵！それにしましょう｣
2人は小さな赤いダイヤのついた指輪を買った
それはまるで炎のようだった
貴｢父さん喜ぶかなー｣
リ｢ええきっと(ﾆｺｯ｣
貴｢ねえ、なんか港が騒がしくない？｣
リ｢なにかあったのかしら｣
貴｢ちょっと見てくる｣
リ｢気をつけてね｣
人混みに押しつぶされながら見えたのは大きな船だった
帆には十字とその先に4つの丸がついている不思議な図形が描かれている
船から人が降りてきた
透明のカプセルのようなものを被っている
するとさっきまで騒いでいた周りの人が、次々と土下座をし始めた
リ｢A！｣
貴｢母さん！？｣
ｶﾞｼｯ
母さんは私の頭を持ち地面につけた
貴｢母さんどうしたの！？｣
リ｢静かにして！｣
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作者名：める | 作成日時：2019年6月29日 23時
