十六枚 ページ17
※合宿の時期が少しずれています。
No side
夏休みに入ってすぐの、梟谷学園グループとの合宿。
烏野高校排球部の部員が、1人のマネージャーの異変に気付いた。
菅「なぁ、なんか今日、清水の様子おかしくないか？」
澤「あぁ。どことなく落ち着いてないというか……」
東「言われてみればそうだな」
3人は、清水を見ながら話す。
菅「そうだ、やっちゃんなら分かるべ？」
澤「だな。おーい、谷地さんちょっといいか？」
谷「は、はい！なんでしょうか！？」
突然上級生に呼ばれた谷地は、動揺しながら返事をした。
＊
谷「清水先輩が、ですか……？」
菅「うん。どこかボーっとしてるなって」
谷「じ、実は、私もそう思っておりまして……。はっ、私めがそんな指摘をするだなんて！ごめんなさいぃ！」
澤「いや、そんなことないよ。俺達もそう思ってたしな」
東「そ、そうだよ。だから土下座ヤメテ！？」
谷地のあまりの行動に、3人は驚きながら止めようとする。
するとどこから察知したのか、数人が話題に入ってきた。
＊
田「くそっ！一体何なんだ！！」
西「あの潔子さんを悩ますものとは！！」
月「うるさっ」
田中、西谷の叫びに、月島は顔を顰めた。
田「なんだと！？月島は気になんないのか！？」
月「いや、清水さんにも色々あるだろうし」
縁「確かにその通りだな。あと田中西谷煩い」
日「あのっ！直接聞いたらいいんじゃないですか？」
一瞬諦めの雰囲気が漂ったところに、日向は皆が出せずにいた提案をした。
日向以外「………………」
菅「だな。よし、誰がいく？」
田 西「俺がっ！」
菅「ないな。」
澤「ここはマネ同士ってことで、谷地さんは？」
谷「ひぃ！！そんな！私にはとても！」
急に騒がしくなった烏野勢に、他校の人達は遠くから興味を示した。
東「じゃ、じゃんけんとか？」
菅「この人数でやっている間に昼休憩終わるわ！」
東「そんな……」
月「あのー、」
そんな中手を挙げた月島に、全員の視線が向く。
月「言いだしっぺの日向が行けば良いんじゃないですか」
日「はぁ！？俺！？」
全員の視線は月島から日向に移り、そしてある結論に至った。
澤「じゃあ日向、行ってこい」
菅「めげるなよー」
田「くっ！羨ましい！」
西「おのれ日向め……！」
部員は様々な反応をしつつ、日向を送り出した。
日「(な、なんで俺……？)」
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藍原(プロフ) - 返信が遅れてごめんなさい！ 読みやすいと言って頂けて本当に嬉しいです(^^) コメントありがとうございます！！ (2019年4月10日 20時) (
レス) id: 29ee75d256 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずみかん(プロフ) - すごく面白かったです！すごく読みやすくて、楽しく読まさしてもらいました！ (2019年3月19日 10時) (レス) id: 0f93b089e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍原 | 作成日時：2018年2月6日 18時
