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ST「…あのふたりってお似合いじゃん？」
ST「カップルになって欲しいな〜」
YN「誰のこと？」
ST「クラスメイトのチョンさんとイ･ジェノだよ。」
HC「俺のランクを上げてくれてるんだからヤンヤンに
話しかけんな。気が散るだろ？」
ST「ゲームくらい自分でやりなよ。ヤンヤンと話す時間が少なくなる」
HC「うるせー、この少女漫画オタクめ！少女漫画でも読んでろ！」
YN「ほら、できたぞ」
ST「人に頼んでランク上げたくせに
見栄張るんじゃねーぞ」
HC「お前に頼んでねーだろ」
HC「黙ってろ！」
些細なことでケンカして
泣いたり笑ったり
ST「確かに僕は恋愛経験ゼロでなんの取り柄もないしな」
HC「おい、別にそこまで言わなくてもいいだろ」
ST「でも、お前が望むならいつでもおすすめできる
少女マンガを選んであげようじゃないか。」
HC「俺は、少女マンガなんか読まねーよ！」
たわいもないことに胸が
ときめく
ST「愛を知らない気の毒なやつだな、可哀想に」
HC「自分だって知らねーくせに！気分が下がるわ」
この暖かさは ー
誰にでも平等に届くとは限らない
だから人によっては冷たく感じてしまうこともあるかもしれない
でも、この時はまだ知らなかった
いや、知ろうともしてなかった
『つまり、ここでaとbが…』
『…こうなって…』
『…こうなるから…』
『わかった？』
JN「ちょっとわかってきたかも…すごいや」
『そう、合ってるよ！』
JN「これでいいかな？」
ピンとくる時がある
直感でね
《あ…》
《いい匂い…》
JN「解けた！合ってる？」
彼と…
JN「先生より説明が上手で分かりやすかったよ」
JN「これからはAに教えてもらおうかな〜」
《可愛い…フフ》
うまくいきそうな予感がする！
そう思う
『私は、高いものしか食べないの フフ』
JN「笑顔ですげぇ怖いことを言うな〜鳥肌が…」
恋愛に関してはだいたいよく当たる気がする
気のせいかもしれないけど
私を見つめる彼の眼差しと周りからの視線は ー
私たちが付き合うのを期待しているのではないかと
YJ「A〜！」
YJ「トイレに行こ」
JN「あ、ワンちゃん」
YJ「ワンちゃんはそっちでしょ！」
JN「じゃあ、カンチーズはどう？可愛くない？」
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