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YJ「Aがジェノに？」
JN友2「なんだ、知らなかったのか？」
JN友2「とにかく上手く話してくれよ、それか理由を聞いてみて」
JN友1「あの二人いい雰囲気だったろ？」
JN友1「ジェノは押しすぎたとか言ってたけど…」
JN友2「それにしてはあまり急だからなにか別の理由があるのかと…」
YJ「…」
〜美術室〜
「…何て？」
「…なんでそうなるの？」
YN「確実な方法だと思うけど？」
YN「とりあえず付き合うことにして、しばらくしたら別れたって言えばいい」
「…もしかして」
YN「？」
「私の事好き…なようには見えないし…」
「なんでヤンヤンくんがそこまで…」
そこまで言うとチャイムがなった
YN「チャイムだ行かなきゃ」
YN「嫌ならいいけど1度考えてみて」
何を企んでるの…？
YN「言っとくけど」
YN「告白するのも別れる時に振るのも」
YN「君だからね」
YN「俺は協力するだけだし」
「何ですって？」
なんで私が？
「絶対やらない！」
〜翌日の放課後〜
「人が少ないね〜」
「うちのクラス早く終わったみたい」
「そういえば、今日からまた塾でしょ？それまで時間あるから何か食べに行く？」
「バーガーキンクイン行く？」
YJ「…」
「どうしたの？さっきから黙っちゃって」
そういうと隣のユジュは足を止めた
YJ「…あんた」
YJ「本当にジェノのことなんとも思ってないの？」
「…え？」
YJ「両思いに見えたのは私の勘違い？」
YJ「今まで気がないのにジェノのアプローチを受け入れてたの？」
YJ「それなのに今更あんたが断ったら…」
YJ「ジェノがバカみたいじゃん」
YJ「あ〜ダメだこのまま話してたら怒っちゃいそう」
YJ「私は塾に行くからまたあしたね」
私は咄嗟にユジュの腕を掴んだ
「…じゃあ」
「じゃあユジュは？」
YJ「え？」
「ジェノくんのこと好きなんでしょ、なのになんで言ってくれなかったの？」
「ユジュが早く言ってくれてたら…」
その言葉にユジュは顔を歪ませた
YJ「何も知らないくせに…」
YJ「それはこっちのセリフよ」
「え？」
YJ「ちゃんと好きって言ってくれたら私はこの気持ちを胸にしまうつもりだった」
YJ「なのにあんたがシアンの無理なお願いを聞いてあげようとしたから」
YJ「ほんと嫌になる」
ユジュは私が思ってたよりジェノくんのことがずっと好きみたいなのにどうして…
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続く
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