愛の華３ (ページ1) - 小説

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死華（続きです）ページ1

床に敷き詰められた

無数の白い薔薇

すべて…枯れている

真ん中にある狭い通路を進むと

小さな丸いテーブルと

白い薔薇の添えられた

１枚の…紙？

そこには

翔ちゃんの字で

〈愛してるよ雅紀〉

と…書かれていた

彼は

こうなることを予想していたのだろう

こうなる覚悟があったんだ…

「しょお…ちゃ…ん…」

零れ落ちる涙を

俺は止めることが出来なかった…

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作者名：日の燈 | 作成日時：2014年11月8日 11時