その後【66】 ページ26
祐也SIDE
『それは…離婚、ということでしょうか?』
A「はい」
Aが答えた瞬間、会場内がざわつく。
A「……私は優しい彼をたくさん傷つけてしまいました。
一生支えていこうと決めたにも関わらず、支えることもできず辛い思いまでさせて。
彼に辛そうな顔をさせてしまいました。
私に彼の傍にいる資格なんてありません。
ですが、私がこれから先愛するのは彼…祐也だけです。
生涯を終えるまで、愛し続けるのは祐也のことだけです。
他の誰も愛することはできません。
だって私は――あの�犲蟇柩缶薛瓩魄Δ靴討靴泙辰燭里世�ら」
Aは涙を堪えているのか、唇を噛みしめながら下を向いている。
なに勝手なこと言ってんだよ、そんなの俺だって―――…。
・
俺は家を飛び出した。
なに一人で終わらせようとしてんだよ。
そんなこと絶対にさせない。
俺は――――…。
シ「手越!!」
「っ、シゲ!?」
後ろからクラクションを鳴らされて振り向くとそこにはシゲが車に乗っていて窓から顔を出した。
シ「乗れ!」
「っ…ありがと!」
助手席に座ると、後ろから慶ちゃんとまっすーが身を乗り出してきた。
増「早く、テレビ!」
シ「ちょ、待てって!」
車についてるテレビをつけると、そこにはさっきと同様に大勢の記者の囲まれるAの姿。
慶「手越、Aちゃんに離婚しようって言ったの?」
「言ったけど…」
慶「本当にそれでいいわけ!?」
「っ、ダメだと思ってるから家飛び出してきたんだろ!」
シ「…よし、それでこそ俺が認めたAの旦那だ」
なんて運転席のシゲは決め台詞みたいにカッコつける。
増「シゲ、急いで!」
慶「もう会見終わっちゃう!」
シ「うるせ!もうすぐだから黙ってろ!」
こんな時に、本当にこの3人がいてくれて良かったなって思う。
俺達のためにこんなに必死になってくれてる。
本当にいい仲間を持ったと、この時ばかりは普段神様なんて信じない俺は心の底から神様に感謝した。
・
シ「着いたぞ!」
記者会見が行われてる会場に着いて、俺は急いでシートベルトを外す。
「みんなありがと!!今度絶対なんか奢るからっ!」
俺はそう言い残して車を後にした。
待ってて、俺の愛する人―――…。
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みるきぃ - 優穂さん、素晴らしい作品をありがとうございます。この作品で、勇気づけられました。諦めようと思っていた片想い、続けようと決心することが出来ました。片想いって悪いことじゃないとこの作品で気づきました。本当にありがとうございました。 (2018年4月21日 0時) (
レス) id: 56946e8e08 (このIDを非表示/違反報告)
優穂(プロフ) - 小山慶一郎&;水上颯さん» なかなか更新できずに申し訳ございません。これから少しずつ更新していこうと思っていますのでどうか温かい目で見てくだされば光栄です!今後ともよろしくお願いいたします (2018年4月14日 20時) (レス) id: 3fb30be1a4 (このIDを非表示/違反報告)
小山慶一郎&水上颯 - すみませんm(_ _)m 同じものを2つ送ってしまいました｡ごめんなさい｡ (2018年3月17日 22時) (レス) id: 0c967261d6 (このIDを非表示/違反報告)
小山慶一郎&;水上颯 - 優穂さん 初めましてじゃないかな?私,シークレットカンファレンスの方が見たいんですけど,更新お願いできますか? (2018年3月17日 22時) (レス) id: 0c967261d6 (このIDを非表示/違反報告)
小山慶一郎&;水上颯 - 優穂さん 初めましてじゃないかな?私,シークレットカンファレンスの方が見たいんですけど,更新お願いできますか? (2018年3月17日 22時) (レス) id: 0c967261d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優穂
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/aiha3/
作成日時：2018年1月26日 23時
