Chapter【67】−手越SIDE− ページ32
「なあ、加藤Aちゃんやばくね?」
「俺も思った、顔めっちゃタイプ」
「いやー俺は癒されるっていうか優しいっていうか…包み込んでくれそうな性格がいいな」
「身長はそんな高くないけど、小柄でめっちゃ可愛いし守ってあげたくなるよなー」
顔合わせが終わり、キャスト仲間の俳優さんたちはAの話題で大盛り上がり。
Aを、そういう対象として見ていると思うと何故だかイライラしてくる。
「なあなあ、手越もそう思うだろ?」
そして、その話を聞いていただけの俺にもその話題をふってくる。
手「…いや、俺は別に思わねえけど」
イライラMAXの俺に対し、他の奴らは楽しそうに話す。
「はー?ありえねえ!」
「いや、でも手越また新しい女見つけたんだろ?いいよなー彼女持ちは」
「なー。俺もAちゃんと付き合いてー」
「昔はさ、幼さ残ってたけどやっぱ段々綺麗になってってるよなー」
そう。
Aは、歳を重ねるごとにどんどん綺麗になっていく。
今日だって驚いた。
目の前に現れた君は、幼さの残っていた3年前とは違ってただただ綺麗だった。
俺はそんなAに、つい見惚れてしまったんだ。
「でもぜってー彼氏いるだろ」
…彼氏、いるんだろうか。
そんなことを考えていると、Aと目が合った。
だけど、それは事務所の先輩の櫻井くんによって俺の瞳に映っていたAの大きな瞳は逸らされてしまった。
櫻井くんは、Aの肩を抱いて現場を出て行った。
その時の櫻井くんは、俺を少し睨んでいるようにも見えた。
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優穂(プロフ) - みのみのさん» 祐也にはきっと届いてましたね! (2017年2月26日 14時) (レス) id: 1ef8b6e724 (このIDを非表示/違反報告)
優穂(プロフ) - オレンジパンダさん» おお!いいですね!!はい、頑張らせていただきます!本当ですか!?ぜひ見に行かせていただきます! (2017年2月26日 14時) (レス) id: 1ef8b6e724 (このIDを非表示/違反報告)
みのみの(プロフ) - 祐也に届けッ!! (2017年2月25日 12時) (レス) id: ad9ebfb62d (このIDを非表示/違反報告)
オレンジパンダ(プロフ) - 優穂さん» 私は千晃とにっしーが好きですよ!これからも更新頑張って下さい!私もnewsの小説書こうかなと思ってます(笑) (2017年2月24日 15時) (レス) id: 9101979424 (このIDを非表示/違反報告)
優穂(プロフ) - オレンジパンダさん» ですよね!はい、好きですよ!にっしーがとても好きでして…!私も、オレンジパンダさんが好きだと知って嬉しかったです! (2017年2月23日 23時) (レス) id: 1ef8b6e724 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優穂 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/aiha3/
作成日時:2017年2月13日 12時