Chapter【62】−手越SIDE− ページ27
「祐也」
手「はい」
俺はマネさんに呼ばれて、返事をする。
「ドラマの主演が決まった。女優の加藤Aちゃんと前に共演したドラマの続編だ」
続編…?
Aと共演したって、あの―――…。
俺はあの時の、Aがキスをしたシーンを思い出す。
キスするフリって、言ってたのにあの時なぜかAは本当にキスをして演じた。
あのドラマの、続編。
手「分かりました。是非、やらせてください」
・
シ「手越、ドラマ決定したって?」
楽屋へ戻ると、シゲがいてもう既に知っているようだった。
手「…うん、続編だって」
シ「良かったじゃん」
それは、どっちの意味の「良かったじゃん」なのだろうか。
俺にドラマの仕事が来たから?
それとも―――…。
シ「ん、なんだよその目。
ドラマ決まったってのに嬉しくなさそうだな」
手「え、いや嬉しくないわけじゃない。
ただ…」
シゲの様子から見ると、俺がAと共演できるから「良かったじゃん」と言っているふうには見えなかった。
シ「ただ?」
手「いや、なんでもない」
シ「…ま、いろいろあると思うけど頑張れよ」
シゲは読んでいた雑誌を置いて、「じゃ俺次撮影あるから」と言って出て行った。
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優穂(プロフ) - みのみのさん» 祐也にはきっと届いてましたね! (2017年2月26日 14時) (レス) id: 1ef8b6e724 (このIDを非表示/違反報告)
優穂(プロフ) - オレンジパンダさん» おお!いいですね!!はい、頑張らせていただきます!本当ですか!?ぜひ見に行かせていただきます! (2017年2月26日 14時) (レス) id: 1ef8b6e724 (このIDを非表示/違反報告)
みのみの(プロフ) - 祐也に届けッ!! (2017年2月25日 12時) (レス) id: ad9ebfb62d (このIDを非表示/違反報告)
オレンジパンダ(プロフ) - 優穂さん» 私は千晃とにっしーが好きですよ!これからも更新頑張って下さい!私もnewsの小説書こうかなと思ってます(笑) (2017年2月24日 15時) (レス) id: 9101979424 (このIDを非表示/違反報告)
優穂(プロフ) - オレンジパンダさん» ですよね!はい、好きですよ!にっしーがとても好きでして…!私も、オレンジパンダさんが好きだと知って嬉しかったです! (2017年2月23日 23時) (レス) id: 1ef8b6e724 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優穂 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/aiha3/
作成日時:2017年2月13日 12時