Blue【38】−増田SIDE− ページ38
増「…あ」
中「増田くん、おはよーございます」
朝、撮影のスタジオに着き、缶コーヒーを飲んでいると同じく雑誌の撮影であろう中島とバッタリ遭遇。
俺は運が悪いと思い、無視しようとした。
中「増田くん、なんで俺がAに近づくか知ってます?」
けど、その中島の言葉に足が止まる、
増「…知りたくもねーけど、Aのことがまだ好きなんだろ」
中「さすが増田くん。勘がいいですね」
そりゃあんな態度されたら誰でもわかるだろ。
増「一つ言っておく。
Aはもう俺と結婚してる。
それにあいつ俺のこと大好きだからお前になんか興味ないと思うけど?」
中「すっげー自信っすね」
中島は馬鹿にしたように、「ははっ」と笑う。
増「あのさ、遊びなら他に見つけろよ。
お前なら選び放題だろ。だからもうAに近づくな」
中「遊びじゃないって言ったら、どうします?」
中島はこの前同様、不敵な笑みを浮かべる。
増「あいつは俺のだ。元カレだかなんだか知らねえけど、お前なんかに渡さねえ」
俺は中島にそう告げて、中島の横を通り過ぎた。
不意に、この前中島に耳元で言われた言葉を思い出す。
�牴供�Aのこと本気なんで。Aのこと、奪いますよ?��
増「…は、上等じゃん」
俺は空の缶をぐしゃっと潰した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 500人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黄瀬涼子(プロフ) - 中島くんーー！みんな、夢主ちゃんが好き故の展開ですね！続き楽しみにしてます！また、新作作ったらコメントください！みます (2017年6月4日 17時) (
レス) id: a9eb420e54 (このIDを非表示/違反報告)
優穂(プロフ) - 音奈 きらりさん» きらりさん!読んでくださっているなんて嬉しいです!言われてみたいですよね!!いえいえ!とても嬉しいです!これからもよろしくお願い致します! (2017年5月30日 23時) (レス) id: 3fb30be1a4 (このIDを非表示/違反報告)
音奈 きらり(プロフ) - お前なんかに渡さねぇ。きゃー、言われてみたい！すみません、密かにずっと読んでました。初コメこんなですみません。お邪魔しました(笑) (2017年5月28日 23時) (レス) id: 3f7a93ce59 (このIDを非表示/違反報告)
優穂(プロフ) - まっちょさん» 修羅場になっちゃいました!修羅場書くの好きです!←そんなまっすーの一面があったらキュンキュンしてしまいますよね!想像しながら書いてます笑いえいえ!こちらこそありがとうございます! (2017年5月28日 22時) (レス) id: 3fb30be1a4 (このIDを非表示/違反報告)
優穂(プロフ) - 黄瀬涼子さん» やばい設定きましたよ〜!こういう修羅場書くの何気好きです笑 そうです!嫉妬するまっすーを書きたいんです!←可愛いですよね〜!はい、楽しみにしてくださると嬉しいです! (2017年5月28日 22時) (レス) id: 3fb30be1a4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：優穂
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/aiha1/
作成日時：2017年3月30日 12時
