第6話 日常のしあわせ ページ6
＜春田マンション＞
♪ 掃除機の音
洗濯物を畳み終わった春田。
創一「凌太〜〜なあ凌太ーーー!!」
掃除機の音で春田の声が聞こえていない牧。
掃除機を奪いスイッチを切る春田。
凌太「ちょっと!なにしてっ・・!」
両手で頬をはさみ、キスする春田。
凌太「…っ、まだ掃除終わってない」
創一「洗濯物、ちゃんと畳み終わったんだぞー」
洗濯物を指さす春田。綺麗とまでは言えないが、
畳まれている洗濯物を見る牧。
凌太「まぁギリセーフですね。俺はあともうちょっとなんでちゃんとソファで待機しててください」
創一「はぁい」
春田N「神様、俺は今とってもしあわせです!!」
掃除機をかけ終えた牧。ソファに向かうと
うつ伏せで寝ている春田。
凌太「…嘘でしょ。こんなとこで寝たら風邪引きますよ、創一」
いっこうに起きない春田。
凌太「ったく。あーあ、せっかく掃除終わったから創一と一緒にお風呂入ろうと思ってたのにー」
ガバッと起きる春田。呆れる牧。
凌太「やっぱり。なんでふて寝なんてしてたんです?」
創一「だ、だって、凌太ってこういう時にしか素直に好きーとか会いたかったーとか言わなそうじゃん」
凌太「なんだその理由」
創一「じゃじゃじゃあさ、ちょっと言ってみ〜?
…俺の事、好きぃ……?」
凌太「そりゃ…好きですよ、とっても」
創一「じゃあ俺の好きなとこ10個!はい!」
凌太「そうですね…謎にイイ身体、その身体で俺を抱く時めっちゃ色んなこと気にしてくれるとこ、でも抱く時は意外と激しいとこ、抱いた後は必ずギュッっ」
創一「ちょちょちょ、ちょっと待って!!ストップストップ!!」
凌太「なんで止めるんですか。まだ4つしか言ってない」
創一「ちげーよそ、そういう10個じゃねぇーよ!!もっとこう笑った顔〜？とかあんじゃん!!」
凌太「嘘ですよ。創一の好きなとこなんてあげたらキリないです。こんな俺を好きになってくれて本当に･･･」
創一「だーかーらー、こんなとか言うなって!俺だって凌太の好きなとこなんて無限に言えるわ!」
凌太「じゃあ言って」
創一「えーっと、俺に抱かれてる時声我慢してるとこー、そん時の涙目ー、無意識に好きって言ってるとこー、イク時のっ…んぐ!」
春田の口を抑え照れる牧。
凌太「この後めっちゃ抱かれづらいんで黙れ!!」
牧を手を取り顔を近づける春田。
創一「へぇー、抱かれる予定なんだ〜」
凌太「っ…!当たり前でしょ。ほら早く風呂入ってくる!」
創一「はぁい」
第7話に続く
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aigo(プロフ) - chiiiizさん» chiiiizさま、コメントありがとうございます。私も正直複雑な気持ちです。chiiiizさまのお心が少しでもほっこりしていただけたのなら幸いです。私もchiiiizさまのコメントでほっこりいたしました。season2が始まってもこの作品は更新し続けたいと思っております。 (2019年9月29日 22時) (
レス) id: 550ceb2e8b (このIDを非表示/違反報告)
chiiiiz(プロフ) - シーズン２の発表後寂しかったですが、このお話を読んでなんかほっこりしました。ありがとうございます！ (2019年9月29日 22時) (レス) id: 19efa867a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aigo | 作成日時：2019年9月11日 0時
