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あの後、
Aさんからメッセージが届いた
"今朝はごめんなさい。しばらくそっとしておいてください。"
おい…
Aさんを苦しめたのは俺じゃないか
俺が全部、悪い
そんな後悔が押し寄せるばかりで何も手がつかない
一番苦しいのはAさんなのに
俺は…
何時間経っただろう
スマホの通知が鳴っている気がするが見る気にはなれなかった
俺にはどうすることもできない?
俺はAさんを助けることが______
しんきくせぇ顔してんなよ
その声に驚き隣をみると、シルクがいた
え、いつの間に…?
シ「合鍵で入った。返事ねぇし」
心配したんだぞ?とシルク。
ごめん、と細い声で返事した
シルクには全部話した
何より一番信頼してるから
じゃあシルクは、
まだお前にできることはあんだろ?って。
…そうか、
確かにそうだ、まだ俺には道がある
マ「ありがと、シルク。また報告するわ」
シ「おう、いつでもどーぞ」
今はダメでも
またAさんと笑顔で話せる日がきっとくる
Aさんを待とう
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作者名:芽衣美 | 作成日時:2019年9月15日 17時