ただ、愛がほしいだけ【マサイ】 (ページ2)

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マ「シルクさ、俺ん家のお隣さん見たことある？」

シ「お隣さん？あー、ないかもなぁ」

マ「…だよな～」

聞いたところでなんて返事しようか考えてなかった

シルクだったら朝走りに行ったりする時に見たことあるかとちょっと期待したんだけど

シ「なに、気になんの？」

マ「まぁ…さっきコンビニ行く時に見かけたんだけどさ」

シ「生存確認はできたのかw」

物音一つしないお隣さん

今まで気にしたことなかったけど

今朝会って、気になることが頭の中をぐるぐる回る

それは彼女の魅力なのか、俺の探究心なのか

シ「ピンポーンってしてみれば？」

マ「いや、さっき帰ってきたんだから寝てるだろ」

シ「どうかね～」

そうは言ったけど、もし起きてても

インターホンを鳴らしに行く勇気はない

まず、なんて話せばいい？

うまい口実が見つからない

マ「まぁまた会えるかもしんねぇから」

シ「そんなに会いてぇのなw」

マ「は、違うし！？」

シ「へーへーw」

別に、会いたいなんて…

ただ、気になるだけ………だよな？

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