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ここでショートは一つの致命的な勘違いをしていた。この魔女こそが一連の事件の犯人であるという思考ロックを無意識の内に行っていたのだ。
だからこそ予想しない方向からの個性を簡単に受けてしまった。
｢ｯクソ｣
｢ショート、さん。何をそんなに焦っていたんですか？残念でしたよプロヒーローがこんなにも無様に私の《愛の呪い》をうけてくれるなんてね！｣
愉快で堪らないとばかりに嗤う男。そう、黒スーツの男こそが今回の本来狙うべきターゲット。
ｯなんだこれ、
これまで味わったことの無い激しい感情がショートの胸に渦巻く。暖かな今まで自分が受け取ったり抱いたことのある愛とは程遠い、狂いそうになるほどの激情。そこには憎しみさえも疼く。
爆豪はこんなものに耐えていたのかｯ
｢残念だったわね坊やぁ。私の個性は記憶の抹消なのよ｣
そんな魔女の高笑いももがき苦しむショートには届かなかった。
___
｢焦凍、？｣
無線の中から聞こえる苦しみの声と先程まで小屋を覆いかけていた氷が消えてゆくのに時操は不安を覚える。
｢焦凍、ねえ焦凍！！応答してよ！！｣
雑音が多く明らかに異常事態の空気が拭いきれない無線からは微かに絞り出したように轟の声が届く。
『俺は、大丈夫だからお前はくる、な、ｯ！』
大丈夫？
どう考えてもそうは聞こえない。
轟の想いは届かない。時操Aことタイムタイムはすぐに建物まで走り出した。
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eye(プロフ) - なしなつさん» 私｢マズイ！！夢主となしなつさんとで感情の高低差がエグい！！！｣ (2019年7月16日 21時) (
レス) id: 398f10c90b (このIDを非表示/違反報告)
なしなつ - 爆豪「勝己、な」私「勝己ぃいいいいい！！！！;;」 (2019年7月16日 20時) (レス) id: 567b9ad697 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：eye | 作成日時：2019年7月16日 15時
