迷子発見しました ページ11
｢.....なあ、｣
｢わ、え！はい！｣
ほけーっと爆豪に見入っていた時操は突然顔を見られてしかもばっちり目を合わせてしまったせいで簡単に焦った。
しかし爆豪の目的は別に朝のようなことではないらしい。見ろよ、とその指先をデパートの前のベンチへ向ける。___その先には目に涙を溜め必死に泣くのを我慢しているような5歳くらいの男の子がいた。
｢あ......迷子｣
そういうが早い、先程の恋愛脳からフルで仕事モードへと頭を切り替える。そういう点では彼女はできる女なのである。とくに合図したでもなく自然と爆豪と息を合わせて男の子の所まで走り出す。
｢やあ、少年！｣
いつの間にか変装用のマスクを取った彼女は時操ではなく、プロヒーロー“タイムタイム”の顔をつくる。突然のことに理解が追いつかない様子を気にもせずとびっきりの笑顔で男の子の両肩に手を置く。
｢わたしが来たからには、もう平気よ！｣
｢た、タイムタイム！！｣
一瞬にして涙を忘れ、目を輝かせる男の子。それだけでも彼女のちびっ子からの支持がよく分かる。反対にまるでちびっ子からの支持が無い爆豪はそんな彼女を見て優しく微笑む。
普段の暴君からは想像も出来ないその笑みをもし時操が目にしたらまた面白いのだろうが、その機会はまた今度となりそうだ。
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eye(プロフ) - なしなつさん» 私｢マズイ！！夢主となしなつさんとで感情の高低差がエグい！！！｣ (2019年7月16日 21時) (
レス) id: 398f10c90b (このIDを非表示/違反報告)
なしなつ - 爆豪「勝己、な」私「勝己ぃいいいいい！！！！;;」 (2019年7月16日 20時) (レス) id: 567b9ad697 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：eye | 作成日時：2019年7月16日 15時
