検索窓
今日:1 hit、昨日:13 hit、合計:106,343 hit

ページ4

『っ、ひゃあ』




ぞわ






私の髪を掬って遊んでいた手は、いつの間にか太ももへと移動していた。

繊細で絶妙な力加減を彼はどこで覚えたのだろうか。
少し触られるだけで鳥肌が立つ、弱くて甘い刺激。





『んんっ』



自分でも驚くような甘ったるい声が出てしまい、身体に加え顔まで熱を帯びる。









『で、デクさんんっ』




なんとか声を我慢していたけど、どうしても耐えきれなくなって軽く胸をトントン叩いたらやっとその手は止まってくれた。






「あ、ごめん僕、ちょっと抑えられなくて...怖かった ?」


あ、いつものデクさんだ.....
目尻をしょんぼりと下げて不安そうに目を動かすので、今度は私がため息をつく番だった。









『どうして、急に ?』



「.....僕はキミに、少しはドキドキしててほしかったんだ。でもキミは全然分かってなさそうで、つい.....」





つまりデクさんは、安心するという言葉で逆に男としてみられていないって思想にたどり着いたらしい。








『あの、安心っていうのは全然悪い意味とかじゃなくって、えっとむしろ.....んーと.....』






とりあえず訂正しようと口を開いたはいいものの、うまく説明ができない。

暫く言葉選びに迷った末、私は言葉以外の方法でこの気持ちを伝えようという結論を出した。








「わっ、ちょっとAちゃん !!」


『好きですデクさん !! 大好き !!』





腕を彼の首に巻きつけ、鼻がくっつくくらいの距離で愛を伝え続けてみたら、この夜は沢山可愛がられました。

ホークス【餌付け】→←緑谷出久【嫉妬】



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (143 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
258人がお気に入り
設定タグ:ヒロアカ , 僕のヒーローアカデミア , 短編集   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

青い猫(プロフ) - リクエストってできますか?もし可能ならシチュはお任せするので肉倉精児をお願いします! (2019年12月20日 0時) (レス) id: cfd4bb4441 (このIDを非表示/違反報告)
eye(プロフ) - ふじりんごさん» わわわありがとうございます;;;;いろんなキャラ出せるよう頑張ります笑 (2019年11月5日 19時) (レス) id: 398f10c90b (このIDを非表示/違反報告)
eye(プロフ) - カゲプロ大好きさん» リクエストありがとうございます!リアルが立て込んでいるため12月頃になっちゃうのですが大丈夫でしょうか(><)? (2019年11月5日 19時) (レス) id: 398f10c90b (このIDを非表示/違反報告)
カゲプロ大好き - 瀬呂くんもキャラでお願いできますか?どうかなにとぞ! (2019年11月3日 21時) (レス) id: 93073c337c (このIDを非表示/違反報告)
ふじりんご(プロフ) - なんというか…おふってかんじ…DDなのでなんかもう…素敵です。 (2019年11月3日 19時) (レス) id: 42d7d11660 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:eyeヾ(ö?&lt;?)。?? | 作成日時:2019年10月14日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。