46.ab ページ46
「ごめん、ちょっと酔わせ過ぎちゃった。」
思ったより飲みのペースが速いことは気にしていたけれど、ここまで酔うとは思わなかった。
長話になってしまったから、俺のせいでもある。
せめて家まで送ろうとは思ったものの、一人にさせるのが怖くてここに来てしまった。
�眞呂痢⇔�人の家。
「おぉ、久しぶり。重かったでしょ、ありがと。ちょっと待っててね。」
タクシーの中で完全に寝落ちた�眞呂鬚�ぶって来たものだから、逆に気を遣わせてしまったかもしれない。
彼は�眞呂鬟戰奪匹泙捻燭屬函⊃紊瞭�ったコップを持って戻ってきた。
コップを俺に手渡すと、彼も靴を履いて玄関の外へ出た。
彼の住むマンションのエレベーター前にはちょっとした休憩スペースのような場所があって、机と椅子だけが申し訳程度に置かれているそこへと向かっているのだということが容易に理解できた。
「疲れてる？」
「いや、全然。」
「じゃあ、何かあった？」
「そう見える？」
「そういうわけじゃないけど。でも、何も無いようにも見えない。」
「鋭いなぁ、北斗は。」
有難く水を頂く。
水道水じゃなくて、ちゃんとしたミネラルウォーターの味がする。
お酒で火照った体に嬉しい冷たさだ。
「帰り、車で送ろうか？もう電車無いでしょ。」
「いいよ、歩いて帰るから。」
「心配だよ、こんな時間に美人さんを一人で歩かせるなんて。」
「ありがと。でも大丈夫だよ、俺だって男だもん。�眞呂醗貊錣傍錣討△欧董�」
「....」
「今日はごめんね、遅くまで�眞呂里海範△豌鵑靴舛磴辰董７�だったでしょ、男の俺と一緒なの。」
「それは別にいいよ。他の男だったら絶対嫌だけど、姫同士は特別。」
「そっか....ありがと。じゃあ俺、そろそろ失礼しようかな。時間も時間だからね。」
「本当に送って行かなくて大丈夫？」
「平気だよ。なんだか夜風にあたりながら歩きたい気分なんだよね。」
「それならいいけど....気を付けるんだよ？」
「もぉ、心配し過ぎだよ。俺もう子供じゃないんだからさ。」
「何かあったら遠慮無く電話して。車飛ばすから。」
「本当に大丈夫だから。お水ありがとうね、おやすみ。」
コップを北斗に返して、エレベーターのボタンを押す。
こんな時間だから、すぐにエレベーターの扉が開いた。
俺の頭を軽く撫でてくれた北斗に手を振る。
扉が完全に閉まりきるまで帰らずに待っていてくれるなんて、本当によくできた後輩だ。
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まなお(プロフ) - 智子さん» ありがとうございます！のえあべ…好きなんですよ(*^^*) (2021年7月14日 15時) (
レス) id: aed59bcb78 (このIDを非表示/違反報告)
智子 - のえさんんが、、、本当にいいお話でした (2021年7月2日 1時) (レス) id: 6bcad947d7 (このIDを非表示/違反報告)
まなお(プロフ) - EYEさん» のえさん、阿部ちゃん、かっくんの三角関係を妄想している途中です。形になりそうだったらアウトプットするので、暫しお待ちくださいね！ (2020年8月18日 17時) (レス) id: aed59bcb78 (このIDを非表示/違反報告)
EYE(プロフ) - まなおさん» ほんとですか！絶対見ます！！笑 (2020年8月18日 17時) (レス) id: c74add9456 (このIDを非表示/違反報告)
まなお(プロフ) - EYEさん» ありがとうございます！！のえあべ、完全に沼でした…！！またそのうちのえあべ書くと思います。その時はまた、お付き合いくださいね！！ (2020年8月18日 16時) (レス) id: aed59bcb78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まなお
| 作成日時：2020年5月15日 20時
