浦島坂田船の妹分グループ！うりゃしましゃかたせん！…ん！？

千佳ちゃんの過去 2 byセンラ 高学年編 ページ14

千佳side


小学四年


相変わらず深尾からのいじめが続いていた

いじめの内容は、物を盗ったり、悪口を言ったり、ワザと足を出して転ばしたり…

とにかくタチが悪かった

この頃は小学三年の時と変わらなかった



小学五年



小学校最後のクラス替え

深尾とは結局離れることはなかった

そして五年になってからいじめの内容が変わった

毎回休み時間に鬼ごっこに誘ってくるようになった

そして毎回鬼にされる

私が足に障害を持っていて走るのが遅いことも知っているのに…

ある日、いつも通り鬼ごっこに誘ってきた

逆らったら痛い目に遭うことはわかっていた

今回ももちろん鬼にされた

そしてその日もゆっくり走りながらその子たちを追いかけた

そしたらある子に追いついた

私はチャンスだと思って、その子をタッチした

そしたら急にその子が嘘泣きをし始めた

櫻美虹「何〇〇ちゃん泣かせてんの…？」

千佳「え…違うよ！！私がタッチしたら急に噓泣きしだして…」

櫻美虹「サイッテー。先生に言いつけてやろ」

千佳「なんでっ…私は何もやってないよ！！！」

結局私は先生に怒られた

この時の担任は権力が強い子の味方につく昭和臭が漂う女の人だった

そして、私はその先生も嫌いだった

その先生は坂本 京子という先生だったのだが

とにかく何に対しても熱血な先生で、特に体育の時が一番酷かった

私が通っていた小学校は毎年冬に大縄クラスマッチがあった

大縄の飛んだ回数を他クラスと競うものだ

だが、ほとんど遊び程度だった

私のクラスだけ先生がクズだったので酷かった

小学校の部全国クラスの縄の速さ

そしてスムーズに進まなければ

坂本「おい〇〇！！！何止まってんだよ！！！さっさと行けや！！！」

引っかかってしまうと

坂本「ふざけんな役立たず！！！」

あまりにも酷かった





小学六年



相変わらず先生のスパルタは続いていた

ある日事件が起きた

ある男子が早すぎる縄に足を引っ掛けて派手に転んでしまったのだ

そして彼は腕が痛いと訴えそのまま病院へ

次の日、彼は骨折したと言ってきた

その日以来、私は大縄飛びができなくなってしまった

怒られるのが怖いから

骨折するのが怖いから

大縄クラスマッチも最後の年だったが、休んだ

これ以上圧力に耐えることができなかった







…今書いてみると俺頑張って耐えたなぁ…

中学の方がもっと酷いけど

と，いうわけで次は俺の一番酷い過去の中学時代です

ちーちゃんの過去 3 by桜 中学編 少々長くなります→←千佳ちゃんの過去by坂田 低学年編 注意 気分が悪くなる可能性があります。

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