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自分の荒い息に目を覚ました。
上から心配そうな目線を送るマオとシエルがいた。
「なんだ、夢か......」
夢にしてはものすごくリアルだった。
_まさか、明晰夢?
そんなわけないよね。
でも、僕が傷ついていたのも事実。
ねぇ、君の本心を聞かせて。
こんな僕でも本当に好いてくれますか?
...いや、「君」に聞くのはもうやめよう。
誰だって、推し始めるのは明日が1日目になるんだから。
今日から僕は、「理想の僕」でいるのはやめます。
追いついても、元の僕が傷ついていくだけだって気づいたから。
さよなら、ボロボロな僕。
さようなら、「理想の僕」。
僕は今から等身大で、そのままでい続けます。
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作者名:なずな | 作成日時:2022年9月12日 20時