アイドル部！２ (ページ34)

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「それ、どういう意味ですか？言葉に寄っちゃあ先生たちでも手に抑えられんくなるほど

大暴れしますけどどないしますか？」

自分でも驚くほどに低い声が出てきて驚いた

関西に住んでいる人たちは比較的というか割と声の低い人が多くてもちろん高い人もいるけど

低い人の方が多いような感覚がある、それは女子にももちろん共通することなわけで私も低い声

だからあながち間違ってはいないのだ

担「できれば大暴れはしないで欲しいけど言葉が少なかったのは俺が悪いな、今日の集まりで

時間とか色々調整と化してたら本当にギリギリでもしかしたら演奏が出来ないことは承知して欲しい

そう言われたんだ、できるかもしれないけど一応この部活は非公式だからやっぱり公式の部活に

比べると弱いよ」

「だったらこないだの時に行って欲しいですよ、無駄に期待させないで欲しいです」

担「それは申し訳ない、けどまだ続きがある......」

「続きって何すか？」

担「口調は一応敬語にしてくれよ、先走ったらだめだからな」

「すいません、です」

担「俺が何で他の部員には言わないようにしたのか分かるか？」

「悲しませない様にですか？」

担「それもあるけど、俺は今からその担当の先生と絶対に出れるようにしてくださいって

戦ってくるから勝つまでこのことを黙っていて欲しいってことだから言わないでくれないか？」

「なるほど」

担「アイドル部の皆は一人一人個性とか感受性が強いからもしこんなこと言ったらさっきのA

みたいに暴れだすかもしれないだろ」

「良く分かっていますね(笑)確かにみんなそういう所は凄いですしこないだの皆に言うか

言わないかでも危うく大喧嘩になりそうでしたって言ってもあれはほぼ喧嘩ですが」

担「だろ？原田や藪崎、伏見、青野や小澤、そしてAが一気に暴れだしたらさっき言った通り

いくら俺でも収めることはできないしみんな仲良く停学だな」

「ですね......初めに比べて皆この部活に愛着がわいてきたと思いますし先生は演奏を聞いてないと

思いますけど聞いたら本当にすごいですよ」

担「分かった、その熱意をぶつけてくる」

「まかせます、だから絶対に勝って私たちが文化祭で曲を演奏できるようにしてください」

担「今はまかせろと言えないから言わないでおく、もし勝ったら皆に言ってくれ話は終わりだ」

「じゃあ帰りますね」

担「じゃあ月曜日な」

「はい、お疲れさまでした」