アイドル部！２ (ページ33)

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担「ちょっとA帰り残っててくれないか？」

「え、あ...はい、わかりました」

伏「何ですか？私たちに言えない事でも話すんですか？」

藪「そうです、Aとは同じ部活の仲間ですよ、隠し事は無しで行きましょうよ」

この部活の中で一番強い二人が顧問に対して気になって言っていたがそれでも今回はいつも

何だかんだ色々教えてくれる顧問兼私と優、加奈、芽以のクラス担任だったが今回ばかりは違った

担「アイドル部の部長にしか話せない事なんだよ、いくらお前ら部員や副部長であろうとも

言えない話だからな」

伏「そう、ですか...なら部長に話してください、後日部長や顧問に聞かせていただきますので

よろしくお願いします」

藪「A、また月曜日もし言えるような話だったら話して、もし話すことが出来なかったら

言わなくてもいいよ、無理にね」

「分かった......じゃあここで話しましょうか、という事で皆！今日は解散やはよ帰って」

小「言われなくても帰るっての～」

青「じゃあ！お疲レ―シック」

藪「じゃあ、月曜日」

伏「バイバイ」

「バイバイ」

皆が部室から出て行ったのを確認して

「じゃあ、どうぞお座りください」

担「なんかAが俺の顧問みたいだな(笑)今の感じだと」

「そうですね(笑)言ってて思いましたもん、でも本当にどうぞ」

顧問と少し和やかに話してお互いが向かい合う形、まさに二者面談みたいに座った

「で、お話とは？」

担「あぁ～うん、そのまぁなんだ」

「いつも割と適当で何でもありな先生が私以外を追い出して今回先生から初めて使われた部長という

言葉を聞いて今回のこの話はいつもと違うなと感じました」

担「適当で何でもありってなんだよそれ(笑)」

「誉めてるんです、それでお話とはなんですか？皆を追い出してまで話すという事はよほどの

事ですよね、何ですか」

担「分かった、言う...けどできる限りこの話は文化祭当日まで内密にしてもらいたいんだ」

「それは......聞いた話に寄りますけど、まずは離してもらってもよろしいでしょうか？

ここまで延ばされると本当に気になるんです、関西人ってホンマにせっかちだからここまで

待てないんですよ、凄いですよ待ってるのが」

担「分かったから！言うから、上の委員会から色々来たんだもしかしたら演奏が出来なくなるかも

しれないって今日いきなり話されたんだよ」

私は目の前が黒く赤くなっていくのが分かった