アイドル部！２ (ページ27)

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結論ページ27

どっちの方が良いのか正直な所私には分からない

確かにどっちの意見にもメリットデメリットがあるし選んだとしてどんな運命になるのか私たちには

文化祭の日にならないと一切分からない

吉と出るか凶と出るかこれはアイドル部にとって初めての博打だった

「私は...............」

伏「分かった、Aがそう言うなら私たちは何も言わないしその意見に関して私たちは

動いていくから」

加奈がそう言って一瞬部屋が静かになったが芽以が手を叩いて

藪「とりあえず意見が決まったという事で、今日はとりあえず解散という事で帰ろうか

もう少しで下校時刻だしね」

その芽以の言葉で一斉に時計を見るともう２時間近く話し合いをしていた

そう言うと皆が一斉に立ち上がって帰りの支度をし始めた

小「あ～早く帰ろっと」

青「帰ってゲームやろーっと」

伏「ゲームやる暇があるなら勉強でもしろ」

青「勉強なんて直前にやった方が頭に入るってもんよ」

伏「絶対に泣いても手伝ってやんねえからな」

小「ホントそういうとこばかだよね」

藪「あれ？A帰らないの」

「あぁ、ちょっとまだここに居るからさ、鍵は私が返しとくから大丈夫だから」

私が言うと何かを感じ取ったのか皆は何も聞かなかった

藪「そう、じゃあ私たちは帰るから」

「うん、おつかれ」

教室から出て行くみんなに手を振って皆が教室から出て行った

静かになった部室にはただカーテンから漏れ出てる夕日が入ってきて目が痛くなった

座っていた椅子から立ち上がってカーテンをもう一度しっかり閉めてもやっぱり漏れ出てきたから

諦めて元の席に戻って座って何をするわけでもなくぼーっとしていると

部室のドアが開いた音が聞こえて振り向くと

「澪か...どないしたん？忘れ物か」

澪は少し笑いながら顔を横に振ってドアを閉めて寄りかかると

原「うーん忘れものじゃないんだけどね、さっき言いたかったことを言いたくて」

「言いたいこと？」

原「うん、加奈や芽以はこれからは部長が上に立つとか色々さ言ってたかもしれないけど

あれでもきっと凄くAのこと心配してるんだと思うよ」

「心配？」

原「部長ってある意味一番上だし責任を取るのも部長だしもしかしたら一番つらい目に合うかもだし

追い込まれすぎたらとか色々私たちも考えるの、もしこれからさきどうしょうもなくなったり

誰にも言えないことがあったら私たちには弱音は吐いていいから

辛いことがあったら我慢しないで欲しい」