アイドル部！２ (ページ23)

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話し合いページ23

担「そうだな、他の部活と鉢合わせ無いためにか」

「はい、本当は他の部活がみんないなくなった６時以降の時間がいいのですけど、下校時刻の関係で

残れないでしょうし帰る時間の関係性とかもあります、私や原田、小澤と伏見は家が比較的数駅で

近いから大丈夫かなーって思うわけではありませんがその中でも青野や藪崎は家までの

距離が遠いですし......かと言って一度も練習をホールでやらずぶっつけ本番という事は

絶対にしたくないですし、流石にダメでしょ」

担「分かった、それに関しては教頭や実行委員会の先生にも聞いてみる」

「お願いしますね」

私は担任と話し会釈して教室へと戻った

すると何を担任と話していたのかを気になったのか私の周りに友達が集まってきた

『ねえ？先生と何話してたの』

「ん？何でもないで」

『そんなことないでしょ～楽器だって持ってきてたし』

「ホンマに何でもないんよ」

『ふーん、ま！なんかあったら言ってよ』

「ありがとう！(絶対言うわけないやろ)ボソッ」

『なんか言った？』

「ううん何も言ってないで」

頑なに事情を言わないから皆も私から興味をなくしたのか私から離れていった

皆きっと本当に何があったのか気になる人間といじりで興味範囲の人間もいる内心すっごく疲れるし

死ぬほどうぜぇし迷惑だし疲れる

それから何事もなかったかのように離れて行ったのを見て心底思った

席に座ってため息をつくと他の優と芽衣、加奈も良かったという顔をしながら私の顔を見たから

私は頷いたすると3人も頷いて前を向いたそっからこの話題は一切話さなかったし何も言わなかった

きっと私の言いたいことをなんとなく分かってくれていたのだと思う

ここで話す事の危険さや危なさを......

だから今日の放課後の部室でみんなが顧問と何を話していたのかを問い詰めてくるかもしれないと

思うと気が重くなりながら今日１日を過ごしたけど滅茶苦茶疲れる

お昼ご飯の時にみんなに今日は絶対に部室に来て欲しい、大切な話し合いがあるからと言うと

芽以がもしかして朝の事？って聞かれたから何も言わず頷いたすると朝みたいに頷いた

この時ばかりは優も私の顔を見て黙っていた

昼休みの時にA組に行って唯奈と澪に今日の放課後部室に集まって欲しいと私が神妙な顔で

言ったからか唯奈はブーブー言っていたが澪は何も言わずに頷いてくれて皆みたいになんとなく

察してくれたのかなと思った